海辺に住む人たちと
「里海」を育て守る
日本では古来から、自然の恵みをいただきながら、そのリズムやバランスを保たせる技をつちかってきました。海においても同じです。漁師さんや海の近くで暮らす人たちが、海をよい状態にするための知恵を祖先から受け継ぎ守ってきました。このように、人とのかかわりのなかで豊かな状態が保たれている海を「里海」と呼びます。
かつての自然は失われつつありますが、日本の海を守るための努力は、ねばり強く続けられています。そして今、海辺に住む人々の持つ言葉に、耳を傾けてみましょう。これは、昔ながらの知恵に科学的な視点を加え、社会全体で海の環境をよくしていく方法を探るプロジェクトです。
研究プロジェクト「海域環境再生(里海創生)社会システムの構築」
研究代表者:柳 哲雄(九州大学応用力学研究所 教授)