先進技術に関わる人たちと
科学技術が社会に与える影響を
評価する仕組みを作り出す
このプロジェクトが目指したのは、日本にテクノロジーアセスメントを定着させることです。テクノロジーアセスメントは、「技術の社会的影響評価」と訳されます。
科学技術が世の中に広まっていくとき社会に与える影響を、広く洗い出して分析し、いろいろな判断材料を提供することで、社会での議論を支援します。欧米では定着しているのですが、日本ではその取り組みは遅れています。社会から信頼され、政策を決めていくときの判断材料になるような、中立的でしっかりした評価の制度ができれば、それを出発点にして、科学技術にたいする社会の意識も高まり、対話や議論が起きてくるのではないでしょうか。
研究プロジェクト「先進技術の社会影響評価(テクノロジーアセスメント)手法の開発と社会への定着」
研究代表者:城山英明(東京大学大学院公共政策学連携研究部 教授)
      鈴木達治郎(内閣府原子力委員会 委員長代理)

2012年9月30日をもちまして、領域の活動は終了致しました。