MOONSHOT

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ムーンショット国際シンポジウム

Working Group

主査:土井 美和子

少子高齢化の進展に鑑みて、人々が、年齢、文化、身体能力、時間、距離等の制約を超えて社会参画を可能とすることは急務である。
本分科会では、人間の身体機能を拡張、補完、代替するシステムを実現するための革新的な研究開発とMS目標を検討する。具体的には....  

【関連する目標例】

  • ・「2050年までにサイボーグ化技術の実現(人間拡張技術)」を中心に、
  • ・「2040年までに移動の完全ユビキタス化を実現」
  • ・「2040年までにほぼ全ての人のほぼ全ての行為と体験をアバター経由で実現」
  • ・「2040年までに「どこでも医療アクセス」実現」
主査:祖父江 元

脳及び末梢神経系全体の神経回路網と関連組織(腸管組織、リンパ管等の免疫系も含む)との関連性については、未だ解明されていないことが多い。これらの解明を目指したサイエンスの開拓領域を推進することは、心身ともに健康を維持する上で極めて重要である。
本分科会では、神経系とその関係組織等から...  

【関連する目標例】

  • ・「2050年までに全神経回路網とその関連組織を完全デジタルコピー/モデル化」 を中心に
  • ・「2035年までに高齢者のQoLを劇的改善」
  • ・「2040年までに予防措置・ウエルネスが主流となる生活の実現」
  • ・「2050年までに生命現象をデジタルモデル化し、その制御を実現」
  • ・「2050年までに人工冬眠技術を確立」
主査:福田 敏男

AIの一種であるディープラーニングがもつ限界(未知事象への対応が困難、機械学習に要する膨大なコスト・労力等)を打破することを目指し、自ら学習・発達するAI、デバイス消費電力の飛躍的な低減化、最適なアーキテクチャの在り方について検討することは急務である。さらに、ロボットとの融合研究により、ロボットの身体性を通じてAIが自律的に知識を習得・構造化し....  

【関連する目標例】

  • ・「2040年までに農林水産業の完全自動化を実現」
  • ・「2040年までに建設工事の完全無人化を実現」
  • ・「2050年までにノーベル賞級の発見を自律的に行うAI&ロボットシステムの開発」
  • ・「2035年までに、宇宙空間で稼働する高機能・多自由度ロボット・人工衛星群の開発」
主査:山地 憲治

温室効果ガスの削減や地球環境の清浄化に向けて、資源・物質循環の構築が不可欠である。
本分科会では、資源・物質循環構築を実現するため、カーボンリサイクル等の資源・物質循環による温室効果ガス削減技術、省資源化技術、環境浄化技術、循環プロセス実現のための省・創エネ技術の革新的な研究開発とMS目標を検討する。  

【関連する目標例】

  • ・「2050 年までに完全資源・物質循環の達成」を中心に、
  • ・「2050 年までに、現在の 1/100 の資源ロスで現在の生活水準が維持可能な工業生産・利用の実現」
  • ・「2040 年までに、単位計算量当たりエネルギー消費を 1/1000 に」
  • ・「2060 年までに持続可能なエネルギー独立の達成」
  • ・「2050 年までに地球上からの「ゴミ」の廃絶」
主査:野口 伸

世界人口の増大と食料生産環境の劣悪化(温暖化・砂漠化、天然資源の枯渇等)が同時進行する今日、食料の持続的な確保が人類共通の課題である。
本分科会では、土壌微生物の制御等自然界の生物機能を最大限に引き出しつつ、AI・ロボティクスやバイオテクノロジー等の最先端技術を駆使することによって、地球規模での食料増産と環境保全とを両立させる...  

【関連する目標例】

  • ・「2040年までに農林水産業の完全自動化を実現」
  • ・「2050年までにフード・ロスをなくし、全ての人々に必要な食料を効率的に届ける」
  • ・「2050年までに生物多様性を増大させる農業を地球規模で実現」
主査:荒川 泰彦

量子技術は、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる可能性を持つ重要技術であり、長期的視点に立ち戦略的に推進することが極めて重要である。
本分科会では、次世代の情報処理・通信の基盤となりうるネットワーク型量子コンピュータの実現に必要な量子技術(例:量子メモリ、汎用型量子コンピュータ、量子中継技術、量子ネットワーク等)を特定し、MS目標を検討する...  

【関連する目標例】

  • ・「2050年までに汎用型量子コンピュータネットワークを実現」

分科会7

分野横断

主査:小谷 元子

第1部:Ethical, Legal and Social Issues (ELSI)
第2部:Mathematical Science as cross-sectional for MS goals
本分科会では、MS研究の基盤となる分野横断的手法や概念について検討する。具体的には、数理モデルにより社会課題を解決する取り組みや、イノベーティブな研究がもたらす様々な倫理的・法的・社会的な課題(ELSI)の重要性について...  

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