- JST トップ
- /
- 戦略的創造研究推進事業
- /
CREST
- /
- 研究領域の紹介/
- 生体恒常性維持・変容・破綻機構のネットワーク的理解に基づく最適医療実現のための技術創出/
- 【小川 佳宏】細胞間相互作用と臓器代謝ネットワークの破綻による組織線維化の制御機構の解明と医学応用
東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科
教授
研究室ホームページ
慢性炎症性疾患の終末期に認められる組織線維化は、臓器の機能不全や個体死をもたらします。本研究は、この組織線維化の分子機構を解明すべく、臓器局所での細胞間相互作用、そして生体の恒常性維持機構である臓器代謝ネットワークの破綻を詳しく調べます。さらに、内臓脂肪型肥満を発端とする非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の早期発見・発症前診断のためのバイオマーカーや新しい創薬標的を同定し、NASH先制医療の実現と革新的な抗線維化療法の開発を目指します。