[共生インタラクション] 平成30年度採択課題

塩見 昌裕

ソーシャルタッチの計算論的解明とロボットへの応用

研究代表者
塩見 昌裕

(株)国際電気通信基礎技術研究所
インタラクション科学研究所
室長

主たる共同研究者
中江 文 (株) 国際電気通信基礎技術研究所 深層インタラクション総合研究所 主任研究員
研究概要

ロボットが人と安心・安全な触れ合いを実現するために、人とロボットの触れ合いに伴う時空間近傍での相互作用をアルゴリズムレベルで計算・再現する計算論、Computational social touchを確立します。人同士の触れ合いインタラクションの観察とモデル化を通じて、ロボットとの安心・安全な触れ合いインタラクションを実現します。

篠田 裕之

実体化映像による多次元インタラクション

研究代表者
篠田 裕之

東京大学
大学院新領域創成科学研究科
教授

主たる共同研究者
掛谷 英紀 筑波大学 システム情報系 准教授
杉山 将 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
研究概要

そこに実体があるかのように、実世界の人間や環境と物理的な相互作用を行うことができるコンピュータ映像を実現します。3次元映像とともにその表面の触感を超音波で再現し、力学的な実体感をも瞬時に伝達します。この技術によって、多次元インタラクションを自由にプログラムできる空間を確立し、操作インタフェースからコミュニケーション、創造活動や心の支援まで、幅広い応用を展開します。

寺田 努

提示系心理情報学に基づくインタラクション基盤確立

研究代表者
寺田 努

神戸大学
大学院工学研究科
教授

主たる共同研究者
細田 千尋 東北大学 大学院情報科学研究科 准教授
柳沢 豊 m plus plus (株) 開発部 CTO
研究概要

情報提示と人間の心身への影響を心理学的アプローチにより定式化する。同時に情報提示介入前後で脳計測を行うことで、それぞれの情報提示技術が個人に与える影響を事前にスクリーニングする技術を構築する。得られた心理効果は、観光や学習、エンタテインメントなどさまざまな領域で実証実験を行い、実践的な利用法の確立と、情報提示ガイドラインの策定を行う。

開 一夫

随伴性に基づくペダゴジカル情報基盤の創成

研究代表者
開 一夫

東京大学
大学院総合文化研究科
教授

主たる共同研究者
河本 満 産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 主任研究員
橋田 浩一 東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授
研究概要

本研究では、「教え教えられる」という人間にとって根源的能力をサポートするための情報基盤―ペダゴジカル情報基盤―の構築を目的とします。具体的には、母子間相互作用、中高生のE-Learning、大学生のゼミ授業の3つの「学び」場面を題材として、これらに通底する学習者と教示者間の随伴的インタラクションを、脳機能計測・ウェアラブルセンサ・音声画像処理・PDSなど先端技術を有機的に結びつけることで、計測・蓄積・活用するための情報基盤を構築します。

栁澤 琢史

脳表現空間インタラクション技術の創出

研究代表者
栁澤 琢史

大阪大学
高等共創研究院
教授

主たる共同研究者
神谷 之康 (株)国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 室長
貴島 晴彦 大阪大学 医学系研究科 教授
菅野 秀宣 順天堂大学 脳神経外科 先任准教授
田村 健太郎 奈良県立医科大学 脳神経外科学講座 講師
西本 伸志 大阪大学 大学院生命機能研究科 教授
研究概要

本研究では、皮質脳波およびfMRI、MEGを用いて、人の想起・思考内容に対応した多様な脳活動(脳情報)と、外界の多様な意味に対応した計算機内の表現空間とを直接的に結びつける革新的なインタラクションを実現する技術を創出します。また、この技術を実現する神経基盤と脳活動への影響を調べ、脳と計算機表現空間との新たな共生によって生じる影響を明らかにします。

山岸 順一

VoicePersonae: 声のアイデンティティクローニングと保護

研究代表者
山岸 順一

情報・システム研究機構
国立情報学研究所
教授

研究概要

音声は私たちのアイデンティティの一部であり、生体認証、音声合成、声質変換、音声プライバシーなどに深く関係しています。しかし現在これらの分野では相反する目標に向けて個別に研究が進められています。本プロジェクトでは、声のアイデンティティに関する分野の壁を取り除くと同時に、話者性のモデル化技術を高精度化し、音声による生体認証の安全性と頑健性を高め、音声のプライバシー保護を強化する新しい技術を研究します。

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