令和3年度研究終了報告書

研究領域

[微小エネルギー] 微小エネルギーを利用した革新的な環境発電技術の創出

■ 研究総括: 谷口 研二 (大阪大学 名誉教授)

■2020年度採択研究課題
塩見 淳一郎(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「メカノサーマル工学による熱電技術の低コスト化と高付加価値化」
■2019年度採択研究課題
渡邉 孝信(早稲田大学 理工学術院 教授)
「プレーナ型スケーラブル熱電発電機構の実証と展開」
■2019年度採択研究課題
鈴木 雄二(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「ウエアラブルデバイスのための高出力エレクトレット発電の創成」

[キャリア] 再生可能エネルギーからのエネルギーキャリアの製造とその利用のための革新的基盤技術の創出

■ 研究総括: 江口 浩一 (京都大学 大学院工学研究科 教授)

■2015年度採択研究課題
西林 仁昭(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「分子触媒を利用した革新的アンモニア合成及び関連反応の開発」
山内 美穂(九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授)
「ナノハイブリッド材料創製に基づくクリーンアルコール合成システムのデザインと構築」

[ゲノム合成]ゲノムスケールのDNA設計・合成による細胞制御技術の創出

■ 研究総括: 塩見 春彦(慶應義塾大学 医学部 教授)

■2018年度採択研究課題
阿部 洋(名古屋大学 大学院理学研究科 教授)
「化学を基盤とするゲノムスケールDNA合成技術の開発」

[オプトバイオ] 光の特性を活用した生命機能の時空間制御技術の開発と応用

■ 研究総括: 影山 龍一郎(理化学研究所 脳神経科学研究センター センター長)

■2016年度採択研究課題
伊佐 正(京都大学 大学院医学研究科 教授)
「霊長類の大規模回路の光遺伝学的操作による高次脳機能の解明」
河西 春郎(東京大学 大学院医学系研究科 教授)
「記憶構造を解明する新しい光操作・画像法の開発」
佐藤 守俊(東京大学 大学院総合文化研究科 教授)
「ゲノムの光操作技術の開発と生命現象解明への応用」
松田 道行(京都大学 大学院生命科学研究科 教授)
「ミクロからマクロまでシームレスに細胞と会話する光技術の開発」
柳沢 正史(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長・教授)
「光を用いた睡眠の機能と制御機構の統合的解析」
須藤 雄気(岡山大学 学術研究院医歯薬学域 教授)
「ファイバーレス光遺伝学による高次脳機能を支える本能機能の解明」

[植物頑健性] 環境変動に対する植物の頑健性の解明と応用に向けた基盤技術の創出

■ 研究総括: 田畑 哲之 ((公財)かずさDNA研究所 所長・副理事長)

■2016年度採択研究課題
明石 良(宮崎大学 理事・副学長)
「大規模画像データに基づくゲノムと環境の相互作用を考慮した成長予測モデルの構築」
岩田 洋佳(東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授)
「植物環境応答のモデル化に基づく発展型ゲノミックセレクションシステムの開発」
清水 健太郎(横浜市立大学 木原生物学研究所 客員教授)
「倍数体マルチオミクス技術開発による環境頑健性付与モデルの構築」
平山 隆志(岡山大学 資源植物科学研究所 教授)
「データ科学に基づく作物設計基盤技術の構築」
■2015年度採択研究課題
工藤 洋(京都大学 生態学研究センター 教授)
「フィールド・エピジェネティクス:環境変動下での頑健性の基盤」
永野 惇(龍谷大学 農学部 准教授)
「野外環境と超並列高度制御環境の統合モデリングによる頑健性限界の解明と応用」
三宅 親弘(神戸大学 大学院農学研究科 教授)
「活性酸素生成抑制システムの非破壊評価系の確立とフィールドへの応用~危機早期診断システムの構築~」
柳澤 修一(東京大学 生物生産工学研究センター 教授)
「フィールド環境での栄養応答ネットワークによる生長制御モデルのプロトタイプ構築」

[1細胞解析] 統合1細胞解析のための革新的技術基盤

■ 研究総括: 菅野 純夫 (千葉大学 未来医療教育研究機構 特任教授)

■2016年度採択研究課題
大川 恭行(九州大学 生体防御医学研究所 教授)
「細胞ポテンシャル測定システムの開発」
民谷 栄一(大阪大学 産業科学研究所 特任教授)
「細胞膜レセプタータンパクの1細胞統合解析技術の開発(1細胞レセプトーム解析技術の創成)」
二階堂 愛(理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー)
「臓器・組織内未知細胞の命運・機能の1細胞オミクス同時計測」
■2015年度採択研究課題
石井 優(大阪大学 大学院生命機能研究科 教授)
「動く1細胞の「意思」を読み取るin vivo網羅的動態・発現解析法の開発」
岡田 康志(理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー)
「超解像3次元ライブイメージングによるゲノムDNAの構造、エピゲノム状態、転写因子動態の経時的計測と操作」
馬場 健史(九州大学 生体防御医学研究所 教授)
「細胞チップMSシステムを用いた1細胞マルチ分子フェノタイピング」
渡邊 直樹(京都大学 大学院生命科学研究科 教授)
「多重高密度超解像顕微鏡IRISによる多分子複合体マッピング」

[情報計測] 計測技術と高度情報処理の融合によるインテリジェント計測・解析手法の開発と応用

■ 研究総括: 雨宮 慶幸 ((公財) 高輝度光科学研究センター 理事長)

■2016年度採択研究課題
岡本 博(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授)
「強相関系における光・電場応答の時分割計測と非摂動型解析」
小松崎 民樹(北海道大学 電子科学研究所 教授)
「一細胞ラマン計測と情報科学の融合による細胞診断の迅速解析技術の開発」
佐藤 薫(東京大学 大学院理学系研究科 教授)
「大型大気レーダー国際共同観測データと高解像大気大循環モデルの融合による大気階層構造の解明」
鷲尾 隆(大阪大学 産業科学研究所 教授)
「機械学習と最先端計測技術の融合深化による新たな計測・解析手法の展開」

[量子技術] 量子状態の高度な制御に基づく革新的量子技術基盤の創出

■ 研究総括: 荒川 泰彦 (東京大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 特任教授)

■2016年度採択研究課題
井元 信之(大阪大学 量子情報・量子生命研究センター 特任教授)
「グローバル量子ネットワーク」
北川 勝浩(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授)
「室温超核偏極と量子符号化による超高感度生体MRI/NMR」
高橋 義朗(京都大学 大学院理学研究科 教授)
「冷却原子の高度制御に基づく革新的光格子量子シミュレーター開発」
竹内 繁樹(京都大学 大学院工学研究科 教授)
「大強度広帯域周波数もつれ状態の実現と応用」
樽茶 清悟(理化学研究所 創発物性科学研究センター グループディレクター)
「スピン量子計算の基盤技術開発」
蔡 兆申(東京理科大学 理学部 教授)
「超伝導人工原子を使った光子ベースの量子情報処理」

[次世代フォトニクス] 新たな光機能や光物性の発現・利活用を基軸とする次世代フォトニクスの基盤技術

■ 研究総括: 北山 研一 (光産業創成大学院大学 特任教授)

■2016年度採択研究課題
岩谷 素顕(名城大学 理工学部 教授)
「深紫外領域半導体レーザの実現と超高濃度不純物・分極半導体の研究」
岩坂 正和(広島大学 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所 教授)
「魚のバイオリフレクターで創るバイオ・光デバイス融合技術の開発」
金光 義彦(京都大学 化学研究所 教授)
「ハロゲン化金属ペロブスカイトを基盤としたフレキシブルフォトニクス技術の開発」
矢花 一浩(筑波大学 計算科学研究センター 教授)
「光・電子融合第一原理計算ソフトウェアの開発と応用」
■2015年度採択研究課題
石川 顕一(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「アト秒反応ダイナミクスコントローラーの創生」
大岩 顕(大阪大学 産業科学研究所 教授)
「電子フォトニクス融合によるポアンカレインターフェースの創製」
永井 健治(大阪大学 産業科学研究所 教授)
「超解像「生理機能」イメージング法の開発と細胞状態解析への応用」
納富 雅也(日本電信電話株式会社 物性科学基礎研究所 センター長)
「集積ナノフォトニクスによる超低レイテンシ光演算技術の研究」
水本 哲弥(東京工業大学 工学院 教授)
「磁性-金属-半導体異種材料集積による待機電力ゼロ型フォトニックルータの開発」

[革新的触媒] 多様な天然炭素資源の活用に資する革新的触媒と創出技術

■ 研究総括: 上田 渉 (神奈川大学 工学部 教授)

■2016年度採択研究課題
伊東 忍(大阪大学 大学院工学研究科 教授)
「後周期遷移金属オキシラジカル錯体によるメタンの酸化反応」
村松 淳司(東北大学 多元物質科学研究所 教授)
「メタンから低級オレフィンへの直接転換を可能にする金属超微粒子を担持した複合酸化物触媒材料の創製」
■2015年度採択研究課題
阿部 英樹(物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点)
「高効率メタン転換へのナノ相分離触媒の創成」
阪井 康能(京都大学 大学院農学研究科 教授)
「合成生物学によるメタン酸化触媒の創製」
荘司 長三(名古屋大学 大学院理学研究科 教授)
「生体触媒の誤作動状態を利用するメタンの直接的メタノール変換」
山中 一郎(東京工業大学 物質理工学院 教授)
「反応場分離を利用したメタン資源化触媒の創成」
吉澤 一成(九州大学 先導物質化学研究所 教授)
「計算化学が先導するメタン酸化触媒の開発と触媒設計技術の創成」

[二次元] 二次元機能性原子・分子薄膜の創製と利用に資する基盤技術の創出

■ 研究総括: 黒部 篤 (株式会社東芝 研究開発センター 首席技監)

■2016年度採択研究課題
川﨑 雅司(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「トポロジカル絶縁体ヘテロ接合による量子技術の基盤創成」
笹川 崇男(東京工業大学 科学技術創成研究院 准教授)
「トポロジカル量子計算の基盤技術構築」
宮田 耕充(東京都立大学 大学院理学研究科 准教授)
「原子層ヘテロ構造の完全制御成長と超低消費電力・3次元集積デバイスの創出」
若林 整(東京工業大学 工学院 教授)
「二次元TMDC相補型MISFETsのLSIプロセスによる性能向上と応用」
■2015年度採択研究課題
西原 寛(東京理科大学 研究推進機構 教授)
「有機・無機複合二次元物質、配位ナノシートの創製と電子・光・化学複合機能の創出」
町田 友樹(東京大学 生産技術研究所 教授)
「ファンデルワールス超格子の作製と光機能素子の実現」
松本 和彦(大阪大学 産業科学研究所 特任教授))
「糖鎖機能化グラフェンを用いた二次元生体モデルプラットフォームの創成」

[ナノエレクトロニクス] 素材・デバイス・システム融合による革新的ナノエレクトロニクスの創成

■ 研究総括: 桜井 貴康 (東京大学 名誉教授)

■2015年度採択研究課題
竹内 健(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
「デジタルデータの長期保管を実現する高信頼メモリシステム」
樋口 昌芳(物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点 グループリーダー)
「超高速・超低電力・超大面積エレクトロクロミズム」
冨士田 誠之(大阪大学 大学院基礎工学研究科 准教授)
「共鳴トンネルダイオードとフォトニック結晶の融合によるテラヘルツ集積基盤技術の創成」
■2014年度採択研究課題
益 一哉(東京工業大学 学長)
「ナノ慣性計測デバイス・システム技術とその応用創出」

[超空間] 超空間制御に基づく高度な特性を有する革新的機能素材等の創製

■ 研究総括: 瀬戸山 亨 (三菱ケミカル(株) エグゼクティブフェロー/サイエンス&イノベーションセンター瀬戸山研究所 所長)

■2015年度採択研究課題
櫻井 和朗(北九州市立大学 環境技術研究所 教授)
「単分散プラトニックミセルを利用した細胞標的型DDSの基盤構築」
高田 十志和(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 研究科長)
「緩やかな束縛反応場を活用する高分子の連続改変系の構築と革新的機能化」
水口 将輝(名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授)
「ナノ超空間を利用した熱・スピン・電界交差相関による高効率エネルギー変換材料の創製」

[人工知能] イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化

■ 研究総括: 栄藤 稔 (大阪大学 先導的学際研究機構 教授)

■2019年度採択研究課題
飯山 将晃(滋賀大学 データサイエンス学部 教授)
「FishTechによるサステナブル漁業モデルの創出」
加藤 真平(東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授)
「完全自動運転における危険と異常の予測」
佐藤 真一(情報・システム研究機構 国立情報学研究所 教授)
「精神医学×メディア解析技術による心の病の定量化・早期発見と社会サービスの創出」
篠田 浩一(東京工業大学 情報理工学院 教授)
「社会インフラ映像処理のための高速・省資源深層学習アルゴリズム基盤」
花岡 悟一郎(産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター 首席研究員・研究チーム長)
「プライバシー保護データ解析技術の社会実装」

[知的情報処理] 人間と調和した創造的協働を実現する知的情報処理システムの構築

■ 研究総括: 萩田 紀博 (大阪芸術大学 アートサイエンス学科 学科長・教授)

■2016年度採択研究課題
黄瀬 浩一(大阪府立大学 大学院工学研究科 教授)
「経験サプリメントによる行動変容と創造的協働」
長井 志江(東京大学 ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授)
「認知ミラーリング:認知過程の自己理解と社会的共有による発達障害者支援」
森嶋 厚行(筑波大学 図書館情報メディア系 教授)
「CyborgCrowd:柔軟でスケーラブルな人と機械の知力集約」
■2015年度採択研究課題
長井 隆行(大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授)
「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
春野 雅彦(情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 室長)
「社会脳科学と自然言語処理による社会的態度とストレスの予測」

[数理モデリング] 現代の数理科学と連携するモデリング手法の構築

■ 研究総括: 坪井 俊 (武蔵野大学 工学部数理工学科 特任教授)

■2015年度採択研究課題
水藤 寛(東北大学 材料科学高等研究所 教授)
「臨床医療における数理モデリングの新たな展開」
長山 雅晴(北海道大学 電子科学研究所 教授)
「数理モデリングを基盤とした数理皮膚科学の創設」
平岡 裕章(京都大学 高等研究院 教授)
「「ソフトマター記述言語の創造に向けた位相的データ解析理論の構築」
■2014年度採択研究課題
大石 進一(早稲田大学 理工学術院 教授)
「モデリングのための精度保証付き数値計算論の展開」
高木 剛(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)
「次世代暗号に向けたセキュリティ危殆化回避数理モデリング」
吉田 朋広(東京大学 大学院数理科学研究科 教授)
「先端的確率統計学が開く大規模従属性モデリング」

[ビッグデータ応用] 科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化

■ 研究総括: 田中 譲 (北海道大学 名誉教授)

■2015年度採択研究課題
大浪 修一 (理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー)
「データ駆動型解析による多細胞生物の発生メカニズムの解明」
平藤 雅之(東京大学 大学院農学生命科学研究科 特任教授)
「フィールドセンシング時系列データを主体とした農業ビッグデータの構築と新知見の発見」
■2014年度採択研究課題
角田 達彦(東京大学 大学院理学系研究科 教授)
「医学・医療における臨床・全ゲノム・オミックスのビッグデータの解析に基づく疾患の原因探索・亜病態分類とリスク予測」
西浦 博(京都大学 大学院医学研究科 教授)
「大規模生物情報を活用したパンデミックの予兆、予測と流行対策策定」

[ビッグデータ基盤] ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化

■ 研究総括: 喜連川 優 (国立情報学研究所 所長/東京大学 生産技術研究所 教授)

■2015年度採択研究課題
山名 早人(早稲田大学 理工学術院 教授)
「ビッグデータ統合利用のためのセキュアなコンテンツ共有・流通基盤の構築」
■2014年度採択研究課題
加藤 直樹(兵庫県立大学 大学院情報科学研究科 研究科長・学部長)
「ビッグデータ時代に向けた革新的アルゴリズム基盤」

※所属・役職は課題終了時点のものです。

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