平成19年度採択分(平成18・20・21年度を含む)

戦略的創造研究推進事業(CREST)における課題別事後評価結果について(平成24年度実施分)

「基礎研究に係る課題評価の方法等に関する達」に基づき、55件を対象として標記課題別事後評価を実施した。

1.評価対象となった研究課題

(1) 研究課題合計: 55件

研究実施期間:平成19年10月1日から平成25年3月31日まで(5年6ヶ月間)

※但し、平成18年度採択1件、平成20年度採択1件、平成21年度採択3件を含む。

 

(2) 領域別の事後評価課題数

【ライフイノベーション】

     人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成・制御等の医療基盤技術     2件※1
     精神・神経疾患の分子病態理解に基づく診断・治療へ向けた新技術の創出     5件
     生命システムの動作原理と基盤技術     4件
     代謝調節機構解析に基づく細胞機能制御基盤技術     4件

【ナノテクノロジー・材料】

     プロセスインテグレーションによる機能発現ナノシステムの創製     1件※2
     次世代エレクトロニクスデバイスの創出に資する革新材料・プロセス研究     6件※3
     ナノ界面技術の基盤構築     5件
     ナノ科学を基盤とした革新的製造技術の創成     5件
     新機能創成に向けた光・光量子科学技術     5件

【情報通信技術】

     ディペンダブルVLSIシステムの基盤技術     3件
     先進的統合センシング技術     4件
     情報システムの超低消費電力化を目指した技術革新と統合化技術     5件※4
     マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション     6件

※1 平成20年度採択1件、平成21年度採択1件。 ※2 平成21年度採択1件。

※3 平成21年度採択1件を含む。 ※4 平成18年度採択1件を含む。

 

2.評価実施要領

「基礎研究に係る課題評価の方法に関する達」に基づき実施。

(1) 評価の目的

研究の実施状況、研究成果、波及効果等を明らかにし、今後の研究成果の展開及び事業運営の改善に資することを目的とする。

(2) 評価項目及び基準

ア 外部発表(論文、口頭発表等)、特許、研究を通じての新たな知見の取得等の研究成果の状況

イ 得られた研究成果の科学技術への貢献

なお、上記アからイの具体的基準については、研究成果等の水準及びその将来展開を重視するという視点から、評価者が機構と調整の上決定する。

 

(3) スケジュール

研究代表者(被評価者)による研究終了報告書の作成
H24年8月~11月

評価者(研究総括、領域アドバイザー等)へ評価用資料の送付
H24年9月~11月

事後評価会開催(プレゼンテーション・質疑応答)
H24年9月~12月

評価票の作成(領域アドバイザー等)
H24年9月~H25年2月

研究総括による事後評価結果報告書の作成

①評価者が作成した評価票をもとに事後評価結果報告書(案)の作成

②事後評価結果報告書(案)を被評価者に提示し、意見交換

③事後評価結果報告書の確定(全評価者の確認・合意)
H24年10月~H25年3月
業務運営会議・理事会等への報告
H25年6月10日

JSTホームページによる公表
H25年8月

 

3.評価委員及び評価報告書

 評価委員及び研究課題毎の評価は、各研究領域の事後評価結果報告書に記載の通りである。
以上