人材育成プログラム

第2ステージとは
第2ステージは、第1ステージで構想した研究開発プログラム等のシナリオを、より確度の高い内容にするための調査研究(FS)を通し、プログラムマネージャーに必要な能力を身につける実践的な研修ステージです。
第2ステージ実施まで
【概要】
- 第1ステージ研修生の中から第2ステージへの参加者を募集する。
- 参加者は、FSの実施内容をまとめた実施計画書を作成、事務局に提出。
- 外部有識者による委員会にて選考を行い、参加者から第2ステージに進む研修生を決定。
- 第2ステージの研修では、JSTと研修生(実施代表者)の所属機関等と委託研究契約を締結し、委託研究費を交付。
- 研修生(実施代表者)は、メンターの指導・助言を受けながら、PMとしての能力伸長等を意識しFSを進める。
第2ステージ応募条件
- PM育成・活躍推進プログラムの第1ステージを修了すること。
- 第2ステージへ参加するに当たって、所属機関の了承を得ていること。
- 採択後に、実施代表者や共同実施者の所属機関がJSTと委託研究契約を締結できること。
- 採択後に、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)において、実施代表者および共同実施者の所属機関による実施代表者、共同実施者の研究者登録が可能なこと。(あらかじめ所属機関のe-Rad研究機関としての登録が必要)
- FSを遂行するために最適な実施体制を構築し、実施代表者としてプログラム構想の実施を推進し、FS実施期間を通じて責任者として全体に責務を負えること。
- FS実施期間中に生まれた知的財産の取り扱いについて、適切な取りまとめが可能であること。
- 研究費の不正使用等や研究不正行為に係る参加資格の制限等に抵触していないこと。
- 将来、プログラム等をマネジメントする職務に就く志があること。
- 委託研究契約の締結日までに「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に基づく体制整備等自己評価チェックリスト2 ならびに「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づく取組状況に係るチェックリスト2が提出されていること。
対象とするテーマ
第2ステージ実施事項の範囲
- 原則として社会課題解決に至るシナリオを確度の高い内容にするための調査研究の範囲に限定したフィジビリティ・スタディ(FS)の実施とします。
FS実施のために必要なシナリオの要件
- 社会課題解決の視点を出発点としたバックキャスト的な手法を採り入れて、研究開発プログラムを立案し、ハイルマイヤーの質問※を基本とした内容としてください。 ※DARPAのプログラムのマイルストーンごとの評価にはG・H・ハイルマイヤー(DARPA元局長)の質問が用いられ、PMはこれらの質問に答えなければならない。
- 実験や試作等はシナリオ研究のための最小限度とする。但し、補完する科研費等の獲得により実験や試作等を行うことは奨励されます。
- 研修ステージであるので、挑戦的な提案の結果としての失敗は許容されます。
委託研究契約、委託研究費等
- FS実施期間、JST指定の委託研究契約様式に基づき、実施代表者および共同実施者の所属機関と委託研究契約を締結します。
- 契約は単年度契約とし、FS実施期間中、年度毎に締結します。 参加にあたり、所属機関の承諾をあらかじめ取得する必要があります。
- 委託研究費 FS実施期間全体で直接経費総額の上限は500万円です。(準備期間に要する費用も含む。)
第2ステージ 事務処理要領
第2ステージ委託研究契約書・事務処理説明書の令和6年度版を掲載いたしました。下記のリンクからZIPファイルをダウンロードし、展開したフォルダ内の「【HP公開用】_PM研修第2ステージR06事務マニュアル」から必要な書類を開いてください。