第2回公開シンポジウム

多数のご参加をお待ちしております 第2回公開シンポジウム

開催概要

タイトル

「脳神経回路研究の最前線2015」

日時

平成27年2月21日(土)10:00~17:40

会場

JST東京本部別館 1階ホール

参加費

無料(定員150名:事前参加申込をお願いします)

参加申し込み方法

参加を希望される方は、crest-bnn@jst.go.jpまでお名前(漢字、ふりがな)とご所属、連絡先(メールアドレス)をご連絡ください。

主催

独立行政法人 科学技術振興機構

お問い合わせ先

独立行政法人 科学技術振興機構
戦略研究推進部 ライフイノベーショングループ
TEL : 03-3512-3524
E-mail : crest-bnn@jst.go.jp
URL : http://www.jst.go.jp/crest/crest-bnn/

開催趣旨

小澤 瀞司(高崎健康福祉大学 健康福祉学部 教授)

研究総括
小澤 瀞司
(高崎健康福祉大学 健康福祉学部 教授)

本シンポジウムは、CREST「脳神経回路の形成・動作原理の解明と制御技術の創出」研究領域の取り組みを広く領域外の皆様に知っていただくことを目的に行うものです。前回2年前に開催した、第1回シンポジウムでは、本研究領域の趣旨をご理解いただくために、「脳神経回路の形成と機能 -脳はどのように作られ、どのように働いているか-」というテーマで、本研究領域の取り組みの概要を紹介いたしましたが、今回の第2回シンポジウムでは、5年半の研究期間を終了する第一期の9つの研究チームによる研究成果をご披露させていただきます。この間の9チームの研究で、脳内の神経細胞と神経細胞の間の情報伝達の場であるシナプスがどのような分子の複合的な働きによって出来上がっていくのか、私たちの認識・思考・行動の司令塔となる大脳皮質はどのような分子メカニズムによって出来上がり、それがどのような情報ネットワークを作り上げているのか、あるいは、意欲や情動に基づき行動発現をもたらす脳内の神経回路はどのようなもので、どのように作動するのかなどについて、多くの画期的な成果を得ることができました。シンポジウムでは、これらの成果について、わかり易く報告いたします。

やや、長丁場のシンポジウムになりますが、多くの皆様にご参加いただき、脳神経回路研究の最先端をご理解いただくとともに、活発なご議論やご助言を賜り、本領域の今後のさらなる発展につなげたいと願っております。皆様のご参加をお待ち申し上げます。

プログラム

10:00~10:10 開会挨拶 小澤 瀞司
(CREST「脳神経回路」研究領域 研究総括
/高崎健康福祉大学 健康福祉学部 教授)
10:10~10:50 成熟脳におけるシナプス形成機構の解明と制御 柚﨑 通介
(慶應義塾大学医学部 教授)
柚﨑 通介
10:50~11:30 網膜神経回路のシナプス形成と生理機能発現の解析 古川 貴久
(大阪大学蛋白質研究所 教授)
古川 貴久
11:30~12:10 シナプス前性神経回路制御メカニズムの生後発達 高橋 智幸
(同志社大学生命医科学部 教授)
高橋 智幸
12:10~13:10 昼食休憩
13:10~13:50 神経幹細胞の分化ポテンシャル制御による神経回路構成素子の形成メカニズム 後藤 由季子
(東京大学薬学系研究科 教授)
後藤 由季子
13:50~14:30 大脳領域間結合と局所回路網の統合的解析 川口 泰雄
(生理学研究所 教授)
川口 泰雄
14:30~15:10 最先鋭技術で探る運動皮質回路の時空間表現と光制御 松崎 政紀
(基礎生物学研究所 教授)
川口 泰雄
15:10~15:30 休憩
15:30~16:10 手綱核による行動・学習の選択機構の解明 岡本 仁
(理化学研究所BSI 副センター長)
岡本 仁
16:10~16:50 中枢神経系局所回路の状態遷移としての動的情報変換の解明 虫明 元
(東北大学医学系研究科 教授)
虫明 元
16:50~17:30 匂いで誘起される意欲・情動行動の神経回路機構 森 憲作
(東京大学医学系研究科 教授)
森 憲作
17:30~17:40 閉会挨拶 (独)科学技術振興機構

参加申し込み方法

参加を希望される方は、crest-bnn"at"jst.go.jpまでお名前(漢字、ふりがな)とご所属、連絡先(メールアドレス)をご連絡ください。
※送信の際に"at"を@に変えてください。

会場のご案内

JST東京本部別館 1階ホール
東京都千代田区五番町7 K's五番町

アクセス

JST東京本部別館(K’s五番町)へのアクセス

最寄駅

JR「市ヶ谷駅」より 徒歩3分
都営新宿線、東京メトロ南北線・有楽町線「市ヶ谷駅」(2番出口)より 徒歩3分