手綱核による行動・学習の選択機構の解明

岡本 仁
研究代表者
岡本 仁
理化学研究所 脳科学総合研究センター
副センター長/シニアチームリーダー
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研究概要
手綱核は、間脳の最背側部に両側性に存在し、終脳辺縁系と中脳・後脳のモノアミン神経細胞群との結合を中継します。本研究では、手綱核が魚から哺乳類まで保存されていることを利用し、ゼブラフィッシュ、ラット、マウスを用いて、情動的価値判断を伴う行動の選択のスイッチボードとしての手綱核の役割を明らかにします。本研究は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や、価値と無関係に物事を覚えるサヴァン症候群などの発症メカニズムの解明にもつながります。
主たる共同研究者
深井 朋樹
理化学研究所 脳科学総合研究センター チームリーダー
Thomas J. McHugh
理化学研究所 脳科学総合研究センター チームリーダー
手綱核による行動・学習の選択機構の解明
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