シナプス前性神経回路制御メカニズムの生後発達
研究概要
巨大シナプス前末端とグリアをスライスおよび細胞培養によって可視化し、神経活動に伴うCa信号、電気信号、細胞内小器官の動態を実時間記録解析することや、分子操作を行って伝達物質の放出制御機構における分子の役割を同定することで、放出制御機構の生後発達および活動依存的変化を明らかにします。本研究によりシナプス伝達の分子メカニズムに新しい知見を提供し、その成果を臨床研究に波及させて、新たな脳疾患治療法の開発に貢献することを目指します。
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プレス発表
- 平成22年06月21日
- 成熟したシナプスの情報伝達を維持する新たな仕組みを発見 ―精神神経疾患の治療法開発に期待―(沖縄科学技術研究基盤整備機構、JST、同志社大学との共同発表)
- 平成24年05月10日
- 脳の信号伝達の根本的な問題を解き明かす(沖縄科学技術大学院大学より発表)
- 平成24年11月8日
- 伝達物質、グルタミン酸が補充される速度の実測に成功 -脳神経機能障害の解明と治療に道筋-(沖縄科学技術大学院大学より発表)
評価
中間評価結果