大脳領域間結合と局所回路網の統合的解析

川口 泰雄
研究代表者
川口 泰雄
自然科学研究機構 生理学研究所
教授
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研究概要
大脳新皮質は幅0.1mmほどの微小領域から多様な脳部位に投射し、この出力多様性に対応するために多様なニューロンを備えていると考えられます。本研究では、他の脳構造に投射する神経細胞サブタイプ間の結合特異性を明らかにし、選択的に相互結合する出力単位を同定します。その上で、多様な抑制性・興奮性ニューロンサブタイプからなる新皮質局所回路網の大脳領域間結合に依存した結合特性を明らかにします。
主たる共同研究者
窪田 芳之
自然科学研究機構 生理学研究所 准教授
藤山 文乃
同志社大学 大学院脳科学研究科 教授
大脳領域間結合と局所回路網の統合的解析
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その他
平成22年06月29日~30日
戦略的創造研究推進事業における国際強化支援策の支援を受けて、「第5回 神経局所回路国際会議JSTセッション “Microcircuitry of Cortex”」を開催