CREST 「脳神経回路の形成・動作原理の解明と制御技術の創出」
第2回公開シンポジウムを平成27年2月21日(土)10:00~17:40に、JST東京本部別館にて開催します。詳細は、第2回公開シンポジウムのページをご覧ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
第2回公開シンポジウム

戦略的創造研究推進事業は、社会・経済の変革につながるイノベーションを誘起するシステムの一環として、戦略的重点化した分野における課題解決型基礎研究を推進し、今後の科学技術の発展や新産業の創出につながる革新的な新技術の創出を目指すものです。社会的にインパクトの大きい目標(戦略目標)を国(文部科学省)が設定し、そのもとにJSTが推進すべき研究領域と、研究領域の責任者である研究総括を定めます。研究領域のもとで、CRESTは選定された研究代表者が研究チームを編成し、研究を推進します。本研究領域は、脳神経回路の発生・発達・再生の分子・細胞メカニズムを解明し、さらに個々の脳領域で多様な構成要素により組み立てられた神経回路がどのように動作してそれぞれに特有な機能を発現するのか、それらの局所神経回路の活動の統合により、脳が極めて全体性の高いシステムをどのようにして実現するのかを追求します。また同時に、これらの研究を基盤として、脳神経回路の形成過程と動作を制御する技術の創出を目指します。
リンクCREST「脳神経回路」領域パンフレットPDF
お知らせ
  • 平成26年11月25日
    尾藤チームの研究成果がNature Methodsにオンライン公開され、「神経活動を可視化する超高感度赤色カルシウムセンサーの開発に成功」と題して、JSTおよび東京大学より共同でプレスリリースされました。発表論文はNature Methods誌をご覧ください。
  • 平成26年11月21日
    岡本チームの研究成果がNeuronにオンライン公開され、「危険に対して冷静かつ適切に対処できるようになるための神経回路を発見 ~手綱核-縫線核神経回路によるセロトニン制御がカギ」と題して、理化学研究所、脳科学研究戦略推進プログラムおよびJSTより共同でプレスリリースされました。発表論文はNeuron誌をご覧ください。
  • 平成26年11月14日
    山下チームの研究成果がCell Reportsにオンライン公開され、「多発性硬化症で神経が傷つけられる仕組みを解明 ~神経疾患に対する新たな治療法開発に期待~」と題して、JSTおよび大阪大学より共同でプレスリリースされました。発表論文はCell Reports誌をご覧ください。
  • 平成26年11月12日
    武田科学振興財団より2014年度武田医学賞の受賞者が発表され、当研究領域からは、研究代表者の高井義美先生が受賞されました。
  • 平成26年10月2日
    尾藤チームの研究成果がNeuronにオンライン公開され、「長期記憶形成時の脳部位に応じた遺伝子発現調節機構の発見」と題して、JSTおよび東京大学より共同でプレスリリースされました。発表論文はNeuron誌をご覧ください。
  • 平成26年6月2日
    松崎チームの研究成果がNature Neuroscienceにオンライン公開され、「運動学習は大脳皮質深部の神経細胞活動パターンとして記憶される ~大脳皮質深部の神経活動を長期間にわたって記録することに世界で初めて成功~」と題して、基礎生物学研究所およびJSTより共同でプレスリリースされました。発表論文はNature Neuroscience誌をご覧ください。
  • 平成26年5月23日
    藤原科学財団より第55回藤原賞の受賞者が発表され、当研究領域からは、研究代表者の宮下保司先生が受賞されました。
  • 平成26年4月7日
    文部科学省より、平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の受賞者が発表され、当研究領域からは、研究代表者の山下俊英先生が科学技術賞の研究部門を受賞されました。詳細は文部科学省のプレスリリースをご覧ください。
  • 平成26年4月2日
    八木チームの研究成果がNeuronにオンライン公開され、「世界に先駆け発見!神経細胞の個性化と精緻な回路形成に必要な発生初期のDNA修飾メカニズムを解明」と題して、大阪大学よりプレスリリースされました。発表論文はNeuron誌をご覧ください。
  • 平成26年2月20日
    伊藤チームの研究成果がNeuronにオンライン公開され、「昆虫脳の脳構造を定義する枠組みを完成」と題して、東京大学よりプレスリリースされました。発表論文はNeuron誌をご覧ください。
  • 平成26年2月11日
    酒井チームの研究成果がBrainにオンライン公開され、「言語の文法処理を支える3つの神経回路を発見」と題して、JST、東京大学、東京女子医科大学と共同でプレスリリースされました。発表論文はBrain誌をご覧ください。
  • 平成25年12月09日
    八木チームの研究成果がCell Reportsにオンライン公開され、「脳内ブレ補正メカニズムの発見」と題して、新潟大学よりプレスリリースされました。発表論文はCell Reportsをご覧ください。本論文は、Cell ReportsのRecent Blog Postのコーナーにとりあげられ、紹介記事が掲載されています。
  • 平成25年12月05日
    虫明チームの研究成果がPLOS ONEにオンライン公開され、「「ひらめき」の兆しとしての脳の中の「ゆらぎ」上昇 ―問題解決における前頭前野神経回路の相転移としての思考過程の解明―」と題して、東北大学よりプレスリリースされました。発表論文はPLOS ONEをご覧ください。