原子力発電プラントの地震耐力予測シミュレーション

吉村　忍

東京大学　大学院工学系研究科
システム創成学専攻
教授

研究実施体制

グループ名	研究代表者・主たる共同研究者名	研究題目
	所属機関・部署・役職名
マルチスケール構造・材料モデリングA	吉村　忍	マルチスケール構造モデリング／アセンブリー機器・プラント構造・建屋モデリング、マルチスケール連成モデリング／炉特性・熱流動・構造材料連成モデリング、シミュレーション実施
	東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授
マルチスケール構造・連成モデリングB	堀　宗朗	マルチスケール構造モデリング／地盤・建屋モデリング、マルチスケール連成モデリング／地殻・地盤・建屋・機器連成モデリング
	東京大学地震研究所教授
マルチスケール構造・連成モデリングC	中島　憲宏	マルチスケール構造モデリング／プラント構造モデリング、マルチスケール連成モデリング／全体、耐力シミュレーションシステム／耐力シミュレーションシステム実装、シミュレーション実施
	日本原子力研究開発機構システム計算科学センター次長
マルチスケール構造・連成モデリングD	河合　伸一	マルチスケール構造モデリング／地盤モデリング（地震動および地盤に関するデータの提供）
	防災科学技術研究所防災システム研究センター主任研究員
マルチスケール構造・連成モデリングE	酒井　理哉	マルチスケール構造モデリング／実験計画・実施・評価
	電力中央研究所地球工学研究所主任研究員
耐力シミュレーション実施・実験評価	小林　敬	実プラントデータの提供及びシミュレーション結果の評価
	東京電力株式会社原子力設備管理部機器耐震技術Ｇ副長

研究課題概要

地球温暖化やエネルギーセキュリティーの観点から原子力エネルギーへの期待が高まる中、我が国の経年化原子力プラントの巨大地震に対する安全性の確認は焦眉の課題となっています。本研究では、稼働中ないしスクラム直後の過渡状態にある原子力プラントの機能限界をマルチスケール・マルチフィジックス統合シミュレーションにより定量的に見極める耐力シミュレータを研究開発し、原子力プラントの真の地震耐力の定量的予測を目指します。