プログラムの概要

科学技術イノベーションにつながる卓越した成果を生み出すネットワーク型研究(チーム型)

趣旨

CRESTは、我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、独創的で国際的に高い水準の目的基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションに大きく寄与する、新たな科学知識に基づく創造的で卓越した革新的技術のシーズ(新技術シーズ)を創出することを目的としています。そのために、研究総括が定めた研究領域運営方針の下、研究総括が選んだ、我が国のトップ研究者が率いる複数のベストチームが、チームに参加する若手研究者を育成しながら、研究を推進します。

概要

■研究期間

5年6ヶ月以内

■研究費

総額1.5億~5億円程度/チーム

特徴

・戦略目標達成のために、1研究領域あたりの研究課題数や1研究課題あたりの予算規模の設定、研究期間中のステージゲートやチーム再編成の導入等、研究総括の裁量で柔軟な領域設計を行うことを可能としています。

・研究総括は自らが設計した研究領域運営方針の下に研究提案を募り、1領域あたり10~20件程度の研究課題を採択します。研究総括が、複数の研究課題で、科学技術分野やサイエンス-科学技術イノベーションのバランスを見ながら、研究領域全体のポートフォリオを組み立てていきます。そのために、公募は数度に分けて行っており、採択方針は都度公募要領にて明記しています。研究提案募集にあたって、出口を見据えた基礎研究を進めていただくために、産業界や人文社会科学系の研究者の参画を条件としたり、より挑戦的な研究に取り組んでいただくために学際的なチーム体制を条件とする場合もあります。

・国際的に高い水準にある研究代表者が率いるベストチームを採択します。トップレベルの研究者が共同研究者を組織して成果を出せるよう、1研究課題あたり数億円規模の研究費を支援しています。

・研究総括は、成果を最大化するために、研究課題に対し進捗に応じて研究の変更・加速・中止を指示する等、柔軟なマネジメントを行います。研究領域運営を支える領域アドバイザーを10名程度配置し、科学技術面のアドバイスや評価を行う有識者はもちろんのこと、出口を見据えた研究を支えるために、必要に応じて産業界の有識者や弁護士等の法的観点からのアドバイスを可能とする有識者も加えています。

・各研究課題においては、提案した内容を達成するだけではなく、チームに参加するポスドクや学生の育成も重要なミッションです。

研究の実施体制


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