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アクセス ACCESS

No.6-4Ma1411月6日(日) 14:30~16:00

ステージ企画

生理用品設置をきっかけとするコミュニケーションデザイン
Communication design triggered by the installation of sanitary products

わたしの暮らし研究所
My Life Lab.

場所:テレコムセンタービル 4Fミニステージ

企画概要

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2019年から実施してきた生理用品のトイレ設置実証実験。

最初はIoTのBoxから始まり、数々の実証実験を行ない、ものづくりと合意形成のプロセスを検証した。結果、生理ある人のみの問題だと思われたこの問題は、生理ある人のみの問題として取り扱わないと問題解決に至らないことがわかった。ジェンダー関係なく対峙できる合意形成のプロセスの見直しが必要であることがわかり、生理用品設置をめぐる討議は、概念だけに止まらず、実際にモノを介するからこそ対話もしやすく、新たなコミュニケーションをデザインすることができる希望の光である。

出展レポート

企画概要の補足

日本には100年なかった文化である生理用品の職場設置をどうやって、「まぜて」「こえて」「つくりだして」いくか、実証実験参加企業パネルディスカッションと対話を通して深掘りしていく。

話し合った未来像

生理用品の職場設置が文化として定着している未来

セッションでの意見、論点

  • どう生理のある当事者と生理のない非当事者を「まぜて」「こえて」いくのか? まぜれない理由?生理用品の職場設置を始めようと思ったら、まず誰に話す?
  • ジェンダーフリートイレの今後の動向? 職場は男性優位に作られている?
  • 物理的にまざらなかったら、心理的にまぜる。
  • 日本の文化的背景として、男性と女性を「まぜる」ことがなかった。
  • 女性の生理を隠すための小さなうそ、ごまかし、に男性として傷ついていた?
  • 保健体育での教育をしっかりしてほしい。生理研修をホワイト500の要件にする。
  • まずは自分から相手を“1人の人間”として関わる。
  • 少しでも失敗したくない日本の企業文化を「こえる」
  • 女性同士でも生理のことを話しやすい雰囲気を「つくりだす」
  • あきらめない。わくわくを「つくりだす」

セッションで出たキーワード

男性サーバント型リーダーシップによって女性製作者が作った生理用品ディスペンサー、影響力の強い所と組んで推進する事業vs少数のアーリーアダプターから小さく始めるスタートアップ、後者の方が文化になりやすい?

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