《サイエンスアゴラオンライン》
1020日(木)~22日(土)

《前夜祭》
111日(火)

《サイエンスアゴラ実地開催》
114日(金)~6日(日)

アクセス ACCESS

No.5-5M1411月5日(土) 14:30~17:30

ステージ企画

集合知ネットワーク構築に向けて
Why we need to have a multilateral collaboration? And what we need to establish it.

遠藤薫、芝原暁彦、湯浅誠、宮野公樹他
Prof. Kaoru Endo Prof. Akihiko Shibahara Mr. Makoto Yuasa Prof. Naoki Miyano and more...

場所:テレコムセンタービル 5Fミニステージ・オンライン配信可

企画概要

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コロナ禍で様々な科学的な情報が政治判断に活用され、国民に対する説明においてもこういった科学的な根拠が広く使われてきた。しかし、残念ながら不足している部分が多くみられたことも否定できない事実であろう。では私たちは何を考え、何を誰とどのように議論を行えばよいのでしょうか。有事の際には毎回問題になるものの、猶予期間には手が付けられない。こういった壁をどのように乗り越えればよいのでしょうか。「ヒトが紡ぐ」様々な事象をどのようにとらえ、議論し、形にしていくことができるのでしょうか。

いくつかの組織からゲストをお招きして、これらの解決策を講じ、知の在り方を探ります。

With COVID-19, a variety of scientific information has been used to make political decisions, and this kind of scientific evidence has been widely used to explain the situation to the public. Unfortunately, however, we cannot deny the fact that there were many aspects that were lacking. So what should we think about, and what should we discuss with whom and how? Although the issue comes up every time there is a contingency, it seems to be untouchable during the grace period. How can we overcome these obstacles? How can we capture, discuss, and give shape to the various events by "humankind"?

We will invite guests from several organizations to discuss these issues and explore the way to collaborate together multilaterally.

登壇者プロフィール

遠藤 薫 エンドウ カオル

日本学術会議連携会員

学習院大学法学部

芝原 曉彦 シバハラ アキヒコ

ニコニコ学会β

恐竜学研究所

産総研発ベンチャー地球技研

湯浅 誠 ユアサ マコト

サイエンストークス

カクタス・コミュニケーションズ株式会社

北原 秀治 Kitahara Shuji

日本科学振興協会

東京女子医科大学

宮野 公樹 ミヤノ ナオキ

国際高等研究所

京都大学学際融合教育研究推進センター

プログラム

14:30

本プログラムの趣旨説明(駒井章治:東京国際工科専門職大学、国際高等研究所)

14:40

北原さんから"JAAS"の近況及び活動の報告

14:55

芝原さんから「ニコニコ学会β終了後の活動」についての報告

15:10

湯浅さんから民間の「サイエンストークス」活動の報告

15:25

宮野さんから"UoU"についての報告

15:40

「様々な課題が山積しており、先が見えない現在、私たちはどのように知を形成する必要があり、そのために具体的に何をすべきなのか?」

聴衆の皆様を交えてのディスカッション。

17:00

遠藤さんから「日本学術会議(SCJ)の動向」についての解説と今後について

17:15

SCJも含めた議論まとめ

17:25

クロージング

出展レポート

企画概要の補足

アイデア、資金の回るエコシステムをうまく回す腹づもりと支える社会的視線、システムの必要性。多様な学問領域を支えるメンタルとシステム。

話し合った未来像

先進後退国としての日本の科学技術の在り方、経済との連動の中で、いかにインパクトをもたらすことができるのか...対話から少しずつ近づいていく

セッションでの意見、論点

  • 学問評価の基準の多様性を実現する為の思考。vision。
  • 学問、研究を進める為には原資が必要。お金をまわす仕組
  • マニアック(先端も古典も)をサポートできるメンタルとガバナンス
  • DAO的な学問領域・研究者組織のあり方と共創、共働による対価的動きの創出。
  • ヒトが紡ぐ(認知特性等の理解)ものとしての科学や学問⇒進め方を再考する時。

セッションで出たキーワード

自立(律)分散型組織(DAO)、原資(経済)、学問領域の多様性、対話、共働、認知特性、先進後退国、マニアック(マジック)

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