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No.5-4Mn1411月5日(土) 14:30~16:00
ステージ企画
いくつかの候補からひとつを選ぶ場面で、私たちは「多数決」という方法をよく使っています。しかし、多数決で決めたことが、最良の未来の選択になるとは限りません。多数決で少数だった選択肢でも、よりよい未来を導く可能性があります。私たちの研究では、「信頼できる一票」を見つけだし、少数の意見であっても価値を与える人工知能(AI)技術を開発しています。
このミニステージでは、参加者のみなさんにゲームに参加してもらい、この技術のしくみを「実感」してもらいます。ゲームで遊びながら、“集合知と人工知能の未来”について、一緒に考えましょう。
プロモーションビデオ
https://youtu.be/m-aFpN0lJ5g
参加申し込みフォーム
https://forms.gle/VTFZz4sfQLxMQcXt9
※ 当日の参加も可能ですが、定員に達した場合は事前登録されている方を優先します。
In situations where we have to choose one from several candidates, we often use the "majority vote" method. However, what the majority decides is not necessarily the best future choice. Even the option that was the minority choice in the majority vote may lead to a better future. In our research, we are developing artificial intelligence (AI) technology to find "reliable votes" and give value to even a few opinions, not just a few.
In this mini-stage, we invite participants to take part in a game to "feel" how this technology works. Let's think together about the "future of collective intelligence and artificial intelligence" while playing the game.
東京大学大学院総合文化研究科・准教授。JSTさきがけ研究者兼任。博士(情報理工学)。専門は人工知能、集合知、ヒューマンコンピュテーション。集団意思決定を支援するための機械学習の研究に従事。共著書に『ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング』(講談社)。
趣旨説明 |
ワークショップ1:みんなの力でクイズ王になろう!~「信頼できる一票」の活用~ タブレットを使って各自でクイズに取り組んでいただきます。みんなの答えと人工知能を組み合わせることで、誰でもクイズ王になれちゃう!? |
ワークショップ2:みんなの力で「理想のカンニング対策」を決めよう!~「少数派の一票」の活用~ カンニング対策について自由にアイディアを出してもらった後、良いと思うアイディアに投票していただきます。人工知能と組み合わせることで、多数決では得られないより良いアイディアにたどり着けるかも!? |
質疑応答・対話 |
分断、集団意思決定、マイノリティ、合意形成、選挙、ブレインストーミング