《サイエンスアゴラオンライン》
1020日(木)~22日(土)

《前夜祭》
111日(火)

《サイエンスアゴラ実地開催》
114日(金)~6日(日)

アクセス ACCESS

No.4-1A1211月4日(金)12:30~14:00

ステージ企画

サイエンスアゴラ2022見どころ紹介
Science Agora 2022 Highlights introduction

JSTサイエンスアゴラ事務局
JST Science Agora Secretariat

場所:テレコムセンタービル 1F アゴラステージ

企画概要

サイエンスアゴラでは「対話」を重視し、さまざま企画が実施されます。プレアゴラを含めて140を超えるプログラムがあるため、どれを見ようか悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。サイエンスアゴラ2022の全体像と、おすすめの企画などを、サイエンスアゴラ推進委員会の委員が語ります。

●サイエンスアゴラとは?
科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラムです。あらゆる立場の人たち(市民、研究者、専門家、メディア、産業界、政策決定者など)が対話、協働し、それを政策形成や知識創造へ結びつける「共創」のプラットフォーム構築を推進しています。

※11月4日(金)12:30~ こちらからYouTubeライブを視聴いただけます。但し、YouTubeで視聴いただけるのは60分の本編のみとなります。Zoomウェビナー(60分の本編+30分の対話の時間)への参加を希望される方は、このページ下方の「ライブ配信 事前登録」ボタンからお申し込みください。

登壇者プロフィール

上村 遥子

上村 遥子

SUNDRED株式会社 チーフエバンジェリスト/コミュニティデザイナー/パートナー

SUNDREDは100個の新産業を共創していくことを目指しています。新時代の産業がたくさん興り、パラダイムシフトが起きている中、組織やコミュニティ、カテゴリーや世代などを、目的思考で越境し価値創造していく人(インタープレナー)が大事だと考えます。サイエンスアゴラでは、社会実装、科学技術にストーリーをつけ、もっと身近に感じてもらい、たくさんの対話が促されるような場づくりを一緒にしていけたらと思います。

サリー 楓

サリー 楓

株式会社日建設計 NAD室 コンサルタント

日建設計を拠点に建築や事業の提案を行う傍ら、ダイバーシティやGSM(Gender and Sexual Minority)に関する講演活動を行っています(http://www.kaedehatashima.com)。

3年ぶりの現地開催ということで、直接皆様にお会いできるのが楽しみです!オンライン開催の良さも取り入れながら活発な議論を盛り上げていきたいと思います。

新熊 亮一

新熊 亮一

芝浦工業大学 工学部 情報工学科 教授、MEIS学会代表

分野の縦割り、世代間の違い、受験と社会に求められる能力とのレトリックの違い、大学と産業界との間にあるギャップ、マインドや制度の壁などを超える取り組みを続けています。それらを超えられる場として、サイエンスアゴラがさらに発展するお手伝いができれば幸いです。

タカハシ ショウコ

タカハシ ショウコ

インキュビオン株式会社 CEO

人とロボットが互いを理解して相互に歩み寄り、心地よく関わり合うことができるよう、社会実証やサービス開発を支援しています。ロボットや新しいテクノロジーが社会に受け入れられるためには、技術の作り手と使い手が、体験や感覚の共有を通じてコミュニケーションし、共に進化することが不可欠だと実感しています。サイエンスアゴラは市民と研究者が同じ目線で語らえる貴重な機会。互いに学び、新しい発見が生まれる実感の伴う場作りに貢献したいと思います。

本多 達也

本多 達也 ※ビデオメッセージ

富士通株式会社 未来社会&テクノロジー本部 Ontennaプロジェクトリーダー

音の大きさを振動と光に変換にし、リズムやパターンといった音の特徴を伝えるアクセサリー型の装置「Ontenna」を学生時代からろう者と共に研究開発しています。現在は、全国約8割のろう学校に導入され、発話やリズムの練習で活用されています。サイエンスアゴラでは、デザインやテクノロジーを用いて、多様な人たちが共に楽しめるきっかけを作りたいと考えています。皆さんと一緒にサイエンスアゴラを創造できるのを楽しみにしています。

桝 太一

桝 太一 ※ビデオメッセージ

同志社大学 ハリス理化学研究所 専任研究所員(助教)

理系の大学院を修了後、「科学を伝える」番組づくりを目指して16年間テレビ局で勤務してきましたが、その中で見えてきたマスメディアの可能性や課題についてもっと深く考えていこうと、この4月から大学の研究員に転職しました。今回委員に加えて頂き、様々な立場の皆さんと「科学の伝え方」について意見交換し、様々な視点を学べることを本当に楽しみにしております。(ビデオメッセージ)

荒川 敦史

荒川 敦史

科学技術振興機構 「科学と社会」推進部 部長

サイエンスアゴラは、あらゆる人が参加でき、様々な切り口から社会と科学技術のあり方を考える、とてもユニークで貴重な機会です。推進委員の皆さんとともに、より多様な知見が集まる魅力溢れる広場にして、普段出会うことのない知や意思がまざりあい、あちこちで新たな気づきや化学反応が起きる。そして、ここで生まれた小さな煌めきが、いつか大きな社会変革につながる、そんな未来を目指して取り組んでいきます。

森田 由子

森田 由子

科学技術振興機構「科学と社会」推進部 専門役/前日本科学未来館事業部 経営戦略室 科学コミュニケーション専門主任

“誰のための科学コミュニケーションか?”を常に問いながら、展示からワークショップまで、さまざまな形のコミュニケーションの場づくりに取り組んでいます。コロナ禍を経て、オンラインとオンサイト、それぞれのコミュニケーションの良さを知った今年のサイエンスアゴラ。これまで以上に熱く、深い対話が繰り広げられることを期待しています。

プログラム

オープニング、概要紹介
本日登壇の推進委員紹介
テーマ「まぜて、こえて、つくりだそう」について
推進委員が選んだ「注目企画」について
推進委員による、おすすめ企画の紹介
楽しみ方について(ご意見募集ボード、お台場100人論文、サイバーフィジカルツアーの仕組み、事前登録)
クロージング
対話の時間

出展レポート

企画概要の補足

全体像やテーマに込めた想い、おすすめ企画や楽しみ方(ご意見募集ボード、お台場100人論文、サイバーフィジカルツアーのしくみ、事前登録)などについて、推進委員が語ります。

話し合った未来像

サインエスアゴラ2022における対話を通じて、科学と社会の関係を深め、新たな出会いで共創を生み出す好循環が成立する未来像

セッションでの意見、論点 参加者から出た意見・感想を以下に列記する

テーマは、ここ数年のつながりを保ちつつ、今年は、より多くの人に楽しんでもらいたいという想いから、多種多様な視点を“まぜて”、年齢、性別、身体能力、価値観、思い込みなどを“こえて”、未来像を“つくりだそう” といったメッセージを込めた「まぜて、こえて、つくりだそう」が採用となった。

3年ぶりのオンライン開催。サイエンスアゴラの魅力である「対話の場」を今年も設けているが、過去2年間のオンライン化により蓄積されたオンライン配信の良さも活かし、ハイブリッドで実施していく。

会場からは、今年のテーマに関して “とても柔らかく親しみやすい、推進委員会に新しいメンバーが入り雰囲気が変わったことが関係しているのではないか” との感想が寄せられた。推進委員会のメンバーからは、”当初、固いテーマ案もあったが、熱い議論が交わされ、大人も子どもも誰もが参加できるように、と伝わるような言葉が選ばれたと思う” などのコメントがあった。

また、今後実施して欲しいことの一つとして、“ ご意見募集ボードの3つの問いに寄せられた参加者の声をそのままデータで残し、誰もが見られるようにして欲しい” との声もあり、今後の検討課題であるとされた。

サイエンスアゴラは、皆さんのさまざまな問いを投げかけられる場でありたい。良質の問いはもちろんだが、質問しやすい、それを受け止めてもらえる ”広場=アゴラ” であることが重要と考える。皆さんからの問いがあって、議論が始まる。あなたの声を、ぜひサイエンスアゴラで聞かせて欲しい。

セッションで出たキーワード

テーマ、対話、コミュニケーション、誰もが参加できる場づくり、問い、専門家、研究者(科学者)、オンライン、リアル開催、「まぜて、こえて、つくりだそう」

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