《サイエンスアゴラオンライン》
1020日(木)~22日(土)

《前夜祭》
111日(火)

《サイエンスアゴラ実地開催》
114日(金)~6日(日)

アクセス ACCESS

No.22A1010月22日(土) 10:00~11:30

オンライン企画

科学捜査に挑戦!みて、ふれて、文字をこえて伝えよう
Forensics Challenge! See, touch, and communicate beyond words!

科学捜査コミュニケーションデザイン研究所
Forensic Communication Design Institute

場所:オンライン

企画概要

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君の家に届く怪しげな赤い液体。

10月22日午前10時、君はキッズ科学捜査員となり、液体の正体を暴く。君だけの発見をどう伝える!?

※事前送付する捜査キットを使って実験し、発見を新聞で伝える、小学生対象のオンラインイベントです。

※キット送付に必要な個人情報を入力いただきますが、本イベント以外に使用することはありません。

A mysterious red liquid arrives at your house... On October 22nd, at 10:00 a.m., you will become a kid forensic scientist and uncover the identity of the liquid. How will you tell your unique discovery?

*This is an online event for elementary school students. Participants will conduct experiments using the investigation kit that will be sent to them in advance, and report their findings in the newspaper.

*You will be asked to provide personal information necessary to send the kit.

This information will not be used for any purpose other than this event.

Sign up here (available ~10/10.If we receive more than 20 sign-ups, a drawing will be held.)

登壇者プロフィール

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財津 桂 ザイツ ケイ

近畿大学 生物理工学部 教授、元・大阪府警 科学捜査研究所 研究員。科学捜査研究所で薬物代謝の研究を行い、同志社大学より博士(工学)を取得しました。名古屋大学大学院医学系研究科/高等研究院 准教授を経て、2022年4月から近畿大学に教授として着任しました。

子どもたちには無限の可能性と、たくさんの好奇心があると思います。ぜひ、科学の楽しさにふれて、ぜひ「文字」をこえて、みんなに伝えてみましょう!

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白武 勝裕(ビデオ出演) シラタケ カツヒロ

名古屋大学大学院生命農学研究科 准教授

「遺伝子を使って花や野菜や果物をデザインする」研究をしています。イベントでは、科学捜査実験でポイントになる化学反応のしくみを解説します。

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丸山 恵 マルヤマ メグミ

名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部リサーチ・アドミニストレーター(情報発信)

大学の研究の魅力を、科学コミュニケーションの要素を取り入れ、動画、ポッドキャスト、WEB記事、トークイベントなどで発信しています。イベントでは、自分だけの発見のワクワクを、自分らしいことばで伝える方法を一緒に考えていきましょう。

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高橋 一誠 タカハシ イッセイ

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 特任講師

科学研究をデザインで推進するサイエンスデザイナー.イベントでは,自ら見出した発見を,枠にとらわれない自由な表現で他者に伝える体験をしてみましょう。

プログラム

10:00

「科学捜査実験」

正体不明の2種類の赤い液体に試薬を入れ、色や状態変化を観察し、液体の正体をみんなで推理します。実験の原理についても学びます。

10:40

「ことばと視覚表現のポイントレクチャー」

科学捜査実験の内容を新聞にまとめます。科学コミュニケーターと科学デザイナーが、モノゴトの本質を効果的に伝えるポイントを実例とともに解説します。

11:00

「コドモ新聞の作成&シェア」

新聞づくりでは、一人ひとりの発見を引き出しながら、自分だけの発見を伝える方法をともに創出します。出来上がったら、内容やデザインの創意工夫を対話を通じて共有します。

出展レポート

企画概要の補足

研究者・科学デザイナー・科学コミュニケーターがインタープレナー(組織やコミュニティ、カテゴリーや世代などを、目的思考で越境し価値創造していく人のこと)として、「次世代のコドモサイエンス」を提案した。

  • 参加者である小学生に実験キットを送付し、科学捜査の実験を自宅で体験してもらった。
  • 子ども達が実験を通じて五感で観察した内容を自由に表現するためのエッセンスを科学デザイナーと科学コミュニケーターが伝授し、最終的に「文字をこえて伝える」ことに挑戦した。

話し合った未来像

本セッションでは、未来像を話し合うのではなく、私たちが描くキッズサイエンスの未来像を実践した。私たちが描くキッズサイエンスの未来像とは、指示書や教科書通りのマニュアル化された科学教室ではなく、子どもたちが試行錯誤し、驚き、感動する経験を促し、その試行錯誤を成功体験に導く場である。

セッションでの意見、論点

  • 科学捜査実験では、実験手順やテクニックではなく、起こった化学変化を自分がどう捉えたかを重視し、視覚情報を自由に言語化するアクティビティを実践
    →りんごのような赤、血のような赤、ビールのような泡、コーラのような泡
  • 新聞作成(文字編)では、誰に、どのように伝えるかにフォーカスし、伝えたい人が読みたいと思う気持ちを想像しながら、見出しや本文など文字で表現することに挑戦
    →誰に?:お父さん・お母さんに伝えたい、おじいちゃんに伝えたい、理科の先生に伝えたい
    →見出し:まさかの正体判明!?、あかのじっけんができたぞ、色がかわるなぞのえき体!?
  • 新聞作成(視覚表現編)では、イラストの描く上で、〇〇のようなを意識し、科学を比喩を使ってクリエイティブに表現することに挑戦
    →色変化をタコで表現、液体が泡立つ様子をビールジョッキで表現

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セッションで出たキーワード

科学捜査、正体をつきとめた、酸性、アルカリ性、色素の変化、驚き、発見、ワクワク、ことばで伝える、文字で伝える、文字を超えて伝える、サイエンスデザイン、〇〇のような、

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