《サイエンスアゴラオンライン》
1020日(木)~22日(土)

《前夜祭》
111日(火)

《サイエンスアゴラ実地開催》
114日(金)~6日(日)

アクセス ACCESS

No.51711月5日(土)~11月6日(日)※2日間

ブース企画

PCシミュレーションで生物の「からだ作り」を解き明かす
Dissecting morphogenesis via PC simulation

学術変革領域「からだ工務店」
Karada engineering

場所:テレコムセンタービル 5Fブース

企画概要

本展示では、実際に来場者に形態形成シミュレーターを操作・体験してもらい、様々な貝の形状や、角のデザインを体験し、自ら「つくりだす」楽しさを通して学んでもらう。誰でも直感的に操作ができるシミュレーターなので、生物の形態形成がシンプルなルールで説明できるケースがあることに驚いてもらえる。また、体験者には、実カブトムシの幼虫の配布も予定しており、後日自宅にて角が形成される様子を観察できる。これらの実体験を通し、素材の変形という生物のからだ作りのシンプルなルールを学び、我々の、そして体験者自身の、将来的な「ものづくり」の新規技術や新規手法の開発へのインスピレーションにつなげたい。

In this exhibition, visitors can actually operate and experience the PC morphogenesis simulator to experience construction various shell shapes and horn shapes. The simulator can be operated intuitively by anyone, and visitors will be surprised to learn that morphogenesis of organisms can be explained by simple rules. In addition, living beetle larvae will be distributed to participants so that they can observe the formation of horns at home at a later date. Through these experiences, we hope that the participants will learn the simple rule of transformation of materials to construct the body of an organism. We hope this experience will inspire us and them to develop new technologies and methods of "monozukuri" in the future.

出展レポート

本団体「からだ工務店」は、面の変形による立体形成や、棒の組み上げによる立体形成などの「素材」に着目した生物の「からだ作り」に関する研究から、分野を超えた「ものづくり」の新規技術や新規手法の開発に挑戦している。本出展では、研究活動を一般の人にも直感的に理解しやすい形で提供することを目標として、PCシミュレーション「貝の形態を計算する、貝シミュレーター」を用いて多様な貝殻が同一のしくみで形成されていることを来場者に直感的に体験して頂いた。また、体験後には、希望者を対象に我々も実験に使用しているカブトムシの幼虫をプレゼントし、自宅で角の発生を観察して頂けるような工夫を行った。

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