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SDGs達成の先に何を見るかー未来の幸福をデザインする社会の共創
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キーノートセッションでは、SDGs達成の先にどのような社会を見るか、ゴールとなる人類の幸福はどのようなものかに立ち返りながら、これからの日本の研究開発や産業はどのような価値を提供していくのかを探ります。人間機能を拡張するような新たな科学技術は社会とどのように協調していくのか、社会課題の解決を目指す科学技術イノベーションの挑戦とはどのようなものか、また、ムーンショットと共創的なオープンイノベーションへの挑戦の現状について議論し、未来の幸福に向けてこれからの科学技術に求められること、またステークホルダーに必要な協働を具体的に見出します。

出展者 科学技術振興機構
開催日 11/9(金)14:45-16:15
会場 7階 未来館
形式 セッション
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開催報告

開催レポート

グラフィックレコーディング

登壇者プロフィール

    科学技術のグランドチャレンジと「共創」の重要性を象徴する基調講演に続き、キーノートセッションでは、SDGs達成の先にどのような社会を見るか、ゴールとなる人類の幸福をデザインするために、これからの日本の研究開発や産業はどのような価値を提供していくのかをパネリストと共に探ります。

パネリスト

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

小松太郎(上智大学総合人間科学部教授,グローバル教育センター長)ロンドン大学LSE修士、米国ミネソタ大学院博士。JICAパキスタン事務所、ユネスコ・パリ本部教育局、国連コソボミッション教育局、ユネスコ・サラエボ事務所、九州大学大学院准教授を経て現職。研究分野は開発途上国や紛争後社会の教育政策・教育行政と平和構築。著書に「教育で平和をつくる」(岩波書店)、編著に「途上国世界の教育と開発」(上智大学出版)など。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

國枝秀世(JST 上席フェロー)
専門はX線天文学。国内外の数多くの人工衛星ミッションに携わる。日本天文学会理事長、名古屋大学研究担当副学長を歴任。現在はJST未来社会創造事業「持続可能な社会の実現」領域の運営統括。将来の社会的課題を見すえて革新的な科学技術でその解決を目指す研究プロジェクトを推進中。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

深堀 昂(ANA ホールディングス株式会社 デジタル・デザイン・ラボ アバター・プログラム・ディレクター)
エンジニアとしてANAでのキャリアをスタート。入社以来、世界中の人々を繋げて世界をより良くすることを目標に、社会起業家の航空移動を支援するマーケティングプログラム「BLUE WING」やエアラインのマイレージを用いて参加することができるクラウドファンディングサービス「WonderFLY」等を立ち上げ、2016年にはイノベーションを推進するXPRIZE財団主催の次期国際賞金レース設計コンペ「XPRIZE VISIONEERS 2016」にて、瞬間移動手段「AVATAR」を考案しグランプリ受賞。2018年3月より正式に国際賞金レース「ANA AVATAR XPRIZE」がスタート。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

Kay Firth-Butterfield(世界経済フォーラム AI・機械学習プロジェクト長)
法律家として世界経済フォーラムのAI・機械学習プロジェクトを率いる。英国議会AI議員連盟専門アドバイザリーボード、IEEE (米国電気電子学会) にてAI倫理の国際標準に関する副議長等を務める。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

Hank Kune(Founding Partner of the Future Center Alliance(FCA))
社会的イノベーションのためのアールト・キャンプ(Aalto Camp)の設立者の一人であり、各国のフューチャーセンターの設立や運営に影響を与える。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

Martha Russell(Executive Director of mediaX at Stanford University and Senior Research Scholar at the H-STAR Institute)
学際的、企業連携プログラム「mediaX」を長年に渡り率い、シリコンバレーの起業家文化とスタンフォード大学の知的、技術的、文化的資源の接続を図る。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

Michiel Kolman(Senior Vice President-Information Industry Relations And President International Publishers Association Diversity and Inclusion in the publishing at Elsevier)
学術誌”New Astronomy”創刊など、オランダ、日本、ドイツを中心に出版の立場から研究リーダーとのグローバルなネットワークを構築。

ファシリテーター

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

駒井章治(奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 准教授)
専門は神経科学。日本学術会議若手アカデミー委員会委員長、Global Young Academy役員などを歴任。サイエンスアゴラ2018推進委員長を務める。

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