暮らしを支える人工衛星を宇宙ゴミから守り持続可能な社会を実現する
2022年07月27日
- 主催:
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
- 開催日:2021年3月22日
解くべき課題
◆世界中で大学や民間企業が人工衛星を利用するようになり、増え続けるスペースデブリ(宇宙ゴミ)への対策が急務
◆人類の持続可能な発展に欠かせない宇宙環境の保全への意識の向上
取組のポイント
「STI for SDGs」アワード(2021年度)優秀賞受賞案件
◆世界中で活用が広がる人工衛星の保全を専門家でなくとも対応可能にするアプリを提供
・無償且つ特殊な知識や装置を必要とすることなく使用可能
◆SDGsの17の目標を超えて、宇宙空間の持続可能性にも目を向けた取組
取組内容
◆人工衛星の運用における宇宙ゴミとの衝突回避の検討を簡易に行えるツール「RABBIT」を開発。
・人工衛星と宇宙ゴミの衝突リスクを直感的・視覚的に理解可能な形で提示。
・提示された解析結果の確認で、衛星軌道計算の専門家でなくても自力で回避策が検討可能。
・必要な機能に絞り込むことで、特殊な装置を必要とせず一般的なPCで動作が可能。
お問い合わせ先
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
- z-rabbit@ml.jaxa.jp