小さな島から世界へ-雨水活用で持続可能な社会を目指す
2021年10月06日
- 主催:
しまあめラボ(福井工業大学)
- 開催日:2017年4月 1日
解くべき課題
◆島しょ部などにおける生活用水の不足
◆生活用水を補うための雨水活用におけるインフラ整備や人材育成の推進
◆近年の地球温暖化による気候変動に起因した豪雨や渇水への対応
取組のポイント
2020年度「STI for SDGs」アワード「優秀賞」受賞案件
◆IoT制御技術を駆使した「自律分散型スマート雨水活用システム」の構築
◆気候変動時代における水インフラのレジリエンスの向上を目指し、地域に密着した活動を展開
◆離島の特性を活かした環境教育プログラムを展開し、雨水活用への理解と人材育成を促進
取組内容
◆全生活用水を雨水に依存する長崎県五島市の赤島に「自立分散型スマート雨水活用システム」を設置
・IoT制御技術と水質処理システムで、従来より質の良い水資源の確保とその効率的な運用を実現
・生活用水の確保のみならず水産加工品の製造も可能にし、人口減少に悩む島の産業の発展にも貢献
◆「雨水タンククラウド」の構築による都市部での防災への活用の提案
・最新の気象予報に基づくタンクの降雨前排水や渇水・被災時における周辺給水により、豪雨時の内水氾濫の緩和と水資源の確保の両立が可能
◆雨水活用への理解と人材活用の推進
・「何も無い」という島の特性を活かした雨水活用に関する教育プログラムを、島民や学生へ展開
関連リンク
お問い合わせ先
しまあめラボ(福井工業大学)
- 0776-29-2620(福井工業大学代表)