研究成果

  1. JSTトップ
  2. S-イノベ
  3. 研究成果
  4. iPS 細胞塊を効率よく作成できる新しいマイクロ空間培養プレート『Elplasia RB 500』の販売を開始
2014年度更新

iPS 細胞塊を効率よく作成できる新しいマイクロ空間培養プレート『Elplasia RB 500』の販売を開始

テーマ名iPSを核とする細胞を用いた医療産業の構築
PO西川 伸一(オール・アバウト・サイエンス・ジャパン 代表)
課題名iPS細胞由来ヒト肝幹細胞ライブラリーの構築によるファーマコセロミクス基盤技術開発

概要

S-イノベで実施していた上記課題(プログラムマネージャー:横浜市立大学 大学院医学研究科 教授 谷口 英樹)の研究成果が、株式会社クラレよりマイクロ空間培養プレート<Elplasia>シリーズの新しいラインアップとして販売されます。
「Elplasia RB 500」は、培養底面に直径約500μmのU底の微細パターン(ディンプル)が規則的に配置されており、従来の培養プレートに比べて均一サイズ且つ多数の細胞塊を効率よく作成できるようになりました。たとえば、6-well plateでは1wellで約3,000個の細胞塊を一度に作成することができ、その回収も可能です。また、細胞を播種してインキュベータに入れて培養できるため、特別な装置は必要ありません。さらにWell plateの形状はSBS規格に準拠しています。
これにより、iPS細胞研究の一層の加速につながることが期待されます。6-well plateの発売から開始し、2014年夏には24-wellおよび96-well plateをラインアップに追加する予定です。

Elplasia RB 500 6-well plate

図 Elplasia RB 500 6-well plateの概観および表面拡大写真

ページの先頭へ

Copyright(C) 2019 Japan Science and Technology Agency, All Rights Reserved.

ページの先頭へ