デザイン思考をもとにSDGsの課題解決を目的としたロボット開発活動
2021年度 次世代賞
団体名:追手門学院大手前中・高等学校 ロボットサイエンス部
※プロジェクトごとに、すべてのゴールにアプローチ
解決したい社会課題
- 誰もが安心して笑顔で過ごせる世界を実現したい
- 「今はないが、10年後には絶対にある」 そんなロボットをつくりたい
取り組み内容
追手門学院大手前中・高等学校 ロボットサイエンス部では、生徒それぞれが解決すべき社会課題を特定し、その解決を目指して「共感→定義→概念化→試作→検証」をプロセスとするデザイン思考を意識しながら、ロボット製作や制御などの活動を日々行っている。これまでに、心のバリアフリーを目指した手話通訳ロボット、CO2排出削減を目指した渋滞をなくす交通システム、心に寄り添うお薬管理ロボットなど、多種多様なシステムを開発してきた。
複数のチームで行うロボット開発の「プロジェクト」は、生徒自身が自主的に社会課題への関心を持ってテーマを設定し、課題の原因と解決策について深く掘り下げた議論をしながら行われている。また、プロトタイプ作りや先輩と後輩でチームを作るなど、教育プログラムとしても高いレベルで確立されている。生徒自身の積極的な姿勢や活動内容に加え、社会課題をテーマにしたSTEAM教育の好事例として他の教育現場にも広く周知したい取り組みである。

出典:Science Window 2021年春号


わたしたちの取り組みについて(受賞団体より)
私たちロボットサイエンス部は、よりよい未来社会の創造を目指して、ロボット開発に励んでいます。文部科学省が後援する世界規模のロボコンであるWorld Robot Olympiad(WRO)には、9年連続で日本代表に選抜され、2022WROドイツ大会では、世界一に!また、多くの子どもたちがSTEAM教育にふれる機会をつくろうと、ロボット講座も開催しています(年間20回程度)。私たちの挑戦は続きます。

取り組み紹介動画
取り組みについてのお問い合わせ先
- 「STI for SDGs」アワード事務局宛にメールでお問い合わせください
sdgs-award★jst.go.jp
※お問い合わせの際には★を@に変えてください。