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研究開発成果の定着に向けた取り組み 多専門連携による司法面接の実施を促進する
研修プログラムの開発と実装

仲 真紀子 立命館大学 総合心理学部 教授

概要

2008年に司法面接支援室を設置し、司法面接の基礎研究や研修プログラムの開発、研修を行ってきました。2015年からは多機関連携による司法面接の実施に焦点を当てたプログラム開発や研修を、2016年からはトレーナー育成研修プログラムの整備やトレーナー育成も進めてきました。
定着に向けた活動として、司法面接研修を安定的に提供できる体制の構築を目指し、実務家からの意見聴取、ネットワークの構築、有料研修の試験的実施、事業形態の検討などを行いました。
今後は以下の事業形態で、継続的に研修を提供する予定です。

事業の目的

司法面接研修、ならびに司法面接に関わる最新の科学的知見を継続的に提供することを目指す。

事業内容

立命館大学で司法面接研修を年5回程度、プロジェクトメンバーが講師として実施する。

実施体制

司法面接支援室、立命館大学研究部OICリサーチオフィス(大阪いばらきキャンパス)の主管で、立命館大学が研修を実施する。

図

目指す社会の姿/今後の課題

事業を通じて司法面接研修が社会に定着することで、(1)研修を受けた実務家が、最新の心理学的成果にもとづく司法面接を用い、虐待等の被害につき正確な情報を得られるようになる。(2)(1)を通じて虐待等の問題解決に貢献する。(3)未成年者等の弱者から正確な情報を負担なく得ることで,弱者の人権擁護を推進する、ことを目指します。

問い合わせ先

立命館大学司法面接支援室
child[at]forensic-interviews.jp ※[at]は@に置き換えてください。