プロジェクト紹介未病に取り組む多世代共創コミュニティの形成と有効性検証
研究代表者
渡辺 賢治
慶應義塾大学環境情報学部 教授
(研究開発期間:平成26年11月~平成30年3月 [終了])
プロジェクトの概要
少子高齢化に伴う医療費・介護費の増加が、人口減少社会において、若者や次世代の負担 を増大させている。そのため、若年者から高齢者まで、心身の健康保持・増進に取り組む ことが求められている。
本プロジェクトでは、漢方の「未病」(健康と病気の間で連続的に変化するもの)に着目 し、個人だけでなく、多世代共創により地域コミュニティで健康増進や病気・要介護度の 悪化予防に取り組むモデルを開発する。具体的には、個人が自ら健康状態を把握して日々 の生活で未病対策ができるツールを開発するとともに、個人への適切な介入プログラムの 構築も可能となるような評価の仕組みを開発する。さらに、運動量を増やすための歩きた くなるまちづくりや、地域コーディネーターが世代をつないでいきがいづくりを支援する 仕組みを開発し、地域が自立して未病対策が行えるような多世代共創コミュニティをデザ イン・実践する。
![未病に取り組む多世代共創コミュニティの形成と有効性検証](images/watanabePJ.jpg)
研究開発に協力する関与者
・慶應義塾大学 総合政策学部
・浜松医科大学 医学部
・株式会社アセンダント
・神奈川県 政策局
・神奈川県 保健福祉局
・神奈川県 県西地域県政総合センター
・神奈川県 小田原保健福祉事務所
・県西地域活性化推進協議会
・湯河原町
・湯河原町商工会
・特定非営利活動法人 サクセスフルエイジング研究会
・東京都市大学 都市生活学部コミュニティマネジメント研究室