12/18（月）～20（水）角田PJ 「法制度と人工知能」フィナーレイベント開催＜終了＞

一橋大学とケンブリッジ大学は、英国リサーチアンドイノベーション（UKRI）と日本の科学技術振興機構（JST）の支援を受け、「法制度と人工知能」という国際共同研究プロジェクトを令和2年1月から実施してきました。このプロジェクトは、日本政府が示している未来社会のビジョン「Society5.0」と法制度の核をなす「司法判断」に照準を合わせ、「Society5.0に相応しい司法」を実現するための新しい法学の探究に挑んできました。その過程で「司法の核心をなす法的推論という緻密で高度な言語ゲームは、どこまでコンピュータ言語に落とし込むことが可能か」という問いを立てるとともに、さまざまな構造的な社会課題が山積する現代にあって社会課題「解決」先進国となることを目指すという目標に貢献できる法学となるべく、法制度の激変する社会経済への「適応」を捉える「リーガルイノベーション」という新しい法学のコンセプトを提案してきました。もちろん「Society5.0に相応しい司法」の実現には、革新的テクノロジーが経済社会を変えることにとどまらない「司法」特有の探求が必要です。そして、法学はいうまでもなく、最先端テクノロジーを用いたAI研究、さらには将来の社会経済の激変を的確に把握する新しい社会科学手法との協働が必須といえるでしょう。

この度、令和5年12月18日（月）から3日間にわたって、来日するケンブリッジ大学チームメンバー9名と共に、国内外から7名の豪華なゲストをお迎えして、一連のフィナーレイベントを一橋講堂（東京都・千代田区）において開催することとなりました。コロナ禍をはさみ足掛け4年間にわたっておこなわれてきた実験・研究の成果が、初めて一挙に公開されるだけでなく、学際的なメンバーを交えて、次なるアジェンダ・セッティングをおこなう貴重な機会になると考えております。

■日時：2023年12月18日（月）～20日（水）
■形式：ハイブリッド開催
■対面会場：学術総合センター2階　中会議場　（ライブ配信、見逃し配信あり）
　　　　　　東京都千代田区一ツ橋2-1-2　学術総合センター　※アクセス
■オンライン会場：お申込みいただいた方にお知らせいたします。
■共催：一橋大学社会科学高等研究院グローバル・ガバナンス研究センター
　　　　ケンブリッジ大学ビジネスリサーチセンター（CBR）
■協賛：株式会社LIC（Legal Information Center）
■参加登録：無料（事前申し込みが必要です。申込締め切り　12月11日（月））
■申込方法：Web申込みとなります。以下フォームよりお申し込みください。
https://hias.hit-u.ac.jp/legalinnovation2023
■詳細：
国際共同研究プロジェクト「法制度と人工知能」フィナーレイベント(2023年12月)のお知らせ

関連リンク
角田PJ：法制度と人工知能