中山間地域に人々が集う脱温暖化の『郷(さと)』づくり
研究代表者:藤山 浩(島根県中山間地域研究センター 研究企画監/島根県立大学連携大学院 教授)
本プロジェクトは、2050年までに総人口の5割を中山間地域へ還流させ、食糧とエネルギーの国内自給率8割を確保した上で、
国全体としてのCO2排出8割削減に寄与する新たな田園文明の実現可能性を検証するものである。
プロジェクトは、自然共生の伝統を有しながらも資源荒廃の危機を迎えている島根県中山間地域の潜在力と課題に根ざすものであり、循環型社会の基本単位=「郷」のモデルエリアを浜田市弥栄町に設定する。
そして、エネルギー・食料・材料の複合循環型利用体系と都市からの大幅な人口還流との組み合わせによる大幅なCO2排出削減の実現可能性を実証し、環境マネジメントを担う人材育成とGIS活用の情報共有体系とも連動した持続可能な地域社会の未来像を提示する。
研究開発体制(産、学、官、市民の連携)
- (産)西中国木材エネルギー有限責任事業組合
- (官)浜田市
- (学)島根県立大学、岡山大学 など
- (市民)浜田市弥栄自治区、弥栄らぼ など
研究開発実施報告書
現場通信
関連イベント情報
- 平成20年11月20~21日
研究開発プロジェクト「中山間地域に人々が集う脱温暖化の『郷(さと)』づくり」シンポジウム
「これからの「くに」づくりを考える~生命地域、中山間地域から」開催(公開)
開催場所:くにびきメッセ他(島根県松江市)
開催案内:詳細はこちら(1,812KB)
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