JSTトップ>JSTnews>バックナンバー一覧 2015年度>2015年10月号
JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。JSTの活動と、最新の科学技術・産学官連携・理数教育などのニュースを、わかりやすくご紹介します。
P.02研究監メッセージ
「国際光年」にあたって
「研究監」は、JSTでの重点分野ごとの研究開発を一気通貫でリードする役割を担っており、各専門分野で担当が分かれている。今月は「ナノテクノロジー・材料分野」を担当している古川雅士さん。
P.03RISTEX問題解決型サービス科学研究開発プログラム
「サービス科学」とは?
「サービス」と「科学」の結びつきから生まれた「サービス科学」について、RISTEX問題解決型サービス科学研究開発プログラム プログラム総括の土居 範久さんに話を聞いた。
P.04「おもてなし」は日本型サービスの基本
鮨職人と客の「せめぎ合い」に見るサービスの本質
長年にわたって陳腐化せずに存在している日本独自のサービスを、鮨職人と客の緊張感のあるやりとりなどから、科学的に分析。 京都大学経営研究センターの小林潔司教授を代表とするプロジェクトは、世界に通用するサービスの設計・構築をめざしている。
P.08
「ものづくり」と「旅行者」の視点で地域を元気に
観光産業に学問の光が当てられるようになった。雇用の創出や地域の活性化などで経済波及効果が高いことから、政府は観光振興を成長戦略の柱の1つに位置づけている。東京オリンピック・パラリンピックが開催される 2020 年までに訪日外国人旅行者数 2,000 万人達成も十分可能になってきた。観光立国の実現と旅行者へのサービス向上にむけ、東京大学の原辰徳准教授と首都大学東京の倉田陽平准教授は「ものづくり」と「個人旅行者」の視点を取り入れた魅力的な観光プランの作成に取り組んでいる。
P.12ERATO「百生量子ビーム位相イメージングプロジェクト」
X 線画像をもっと鮮明に!
内部の組織まで鮮明に写し出す画期的なX線画像。マンガ家Toriさんが、X線の強弱ではなく位相の変化に着目したイメージング技術を開発した東北大学の百生敦教授を訪ねました。
P.14JSTの最近のニュースから…
NEWS & TOPICS
【研究成果】 マグロの乱獲を超えて!世界初、キハダを卵から幼魚まで飼育に成功 【データベース公開】 「一発検索」で研究仲間、企業を見つけよう JSTの研究課題・成果のデータベースを公開 【イベント】 不思議なトランプカードやドレミを奏でるLEDを体験 【表彰】 独創性の高い大学発ベンチャーを表彰 「大学発ベンチャー表彰2015」受賞者決定
P.16ERATO「彌田超集積材料プロジェクト」
微小なコイルを微生物から作る
東京工業大学フロンティア研究機構 特任准教授 鎌田 香織
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東京大学赤門前で、タブレット型端末を手に観光プラン作成支援ツールを試す RISTEX 研究開発成果実装支援プログラム研究者の原さん。ものづくりの視点を観光サービスに応用し、旅行者支援だけにとどまらず、地域の活性化も期待されている。