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JSTnews最新号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2026年9月号

特集
細胞の決定的瞬間を「ミリ秒」単位で捉える
急速凍結しながら観察する光学顕微鏡を発明
他者を記憶する脳内メカニズム解明に挑む
「光遺伝学」を駆使し、マウスで次々に成果

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P.03特集― 人体可視化への新たな挑戦

最先端の科学技術は、これまで見ることができなかった身体や脳のミクロな世界を鮮やかに捉え始めている。本特集では、細胞の「決定的瞬間」を凍結して時間を止め、ミリ秒単位の素早い生命現象を高解像度で観察する「時間決定型クライオ光学顕微鏡法」を紹介。さらに、光遺伝学などを駆使して他者を記憶・識別する神経細胞の働きを解明し、自閉スペクトラム症の理解や共感のメカニズムに迫る挑戦を取り上げ、人体の新たな可視化が切り開く未来に迫る。

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P.04特集1― 細胞の決定的瞬間を「ミリ秒」単位で捉える 急速凍結しながら観察する光学顕微鏡を発明

細胞の決定的瞬間を「ミリ秒」単位で捉える 急速凍結しながら観察する光学顕微鏡を発明

16世紀後半に発明された光学顕微鏡によって、小さすぎて見ることができなかったものを見られるようになり、科学は大きく発展した。その後、目的に応じてさまざまなタイプの顕微鏡が開発され、現代においても開発の熱は冷めていない。大阪大学大学院工学研究科の藤田克昌教授が世界で初めて開発した「時間決定型クライオ光学顕微鏡法」は、狙ったタイミングで細胞の活動を瞬時に止めて観察でき、生命科学や医療・新薬開発など幅広い分野への応用が期待されている。

P.04-07をPDFで読む(PDF:1.2MB)

P.08特集2― 他者を記憶する脳内メカニズム解明に挑む 「光遺伝学」を駆使し、マウスで次々に成果

他者を記憶する脳内メカニズム解明に挑む 「光遺伝学」を駆使し、マウスで次々に成果

私たちは毎日、職場や学校で多くの人と言葉を交わす。親しい友人との会話が弾むこともあれば、苦手な相手には少し身構えてしまうこともある。こうした反応は、「この人は仲の良いAさんである」と相手を識別できるからこそ生まれるものだ。では、脳の中ではどうやって見分けているのだろうか。東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大教授は、「誰」という情報を脳の中で作り出している神経細胞の活動を、光遺伝学をはじめとする科学的手法で観察、操作することで、記憶のメカニズム解明に挑んでいる。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.6MB)

P.12連載― イノベ見て歩き 第33回

地震による被害をセンサーで即時に把握 ペルーと共同開発、防災訓練に活用開始
イノベ見て歩き 第33回

社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第33回は、地震多発国であるペルーとの国際共同研究で、地震発生直後の初動対応支援を目的とした、地震や津波による被害をセンサーで即時に把握するシステムを開発した東京大学地震研究所の楠浩一教授を訪ねた。建物や道路、水道の被害をいち早くつかむことで、地震発生直後の対応や早期復旧に役立つと期待されている。ペルーではすでに防災訓練で活用され、日本の地震や津波の対策にもつながる成果だ。

P.12-13をPDFで読む(PDF:1MB)

P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
開催予告
さきがけ35周年記念シンポジウム ~若き知が躍動し未来へ駆ける35年~
研究成果
霊長類が赤と緑を見分ける仕組みを解明
研究成果
「準安定相」の金属間化合物合成に成功
研究成果
小腸がんに至る新たな経路を発見

P.14-15をPDFで読む(PDF:1MB)

P.16さきがける科学人― 「キントレ」で金属を強化して寿命を延ばす 適度な負荷で鍛え、研磨で回復させる新手法

「キントレ」で金属を強化して寿命を延ばす 適度な負荷で鍛え、研磨で回復させる新手法

物質・材料研究機構(NIMS)構造材料研究センター 材料評価分野 主任研究員

岡田 和歩

P.16をPDFで読む(PDF:692KB)

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