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JSTnews最新号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2026年6月号

特集
「導電性ナノ多孔体」の合成法を確立
高機能・高効率な触媒開発などに応用
子どもの潜在問題を可視化するシステム開発
学校・家庭・地域ぐるみの支援を早期実現へ

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P.03特集1― 「導電性ナノ多孔体」の合成法を確立 高機能・高効率な触媒開発などに応用

「導電性ナノ多孔体」の合成法を確立 高機能・高効率な触媒開発などに応用

活性炭やゼオライト、金属有機構造体(MOF)には無数の微細な孔(あな)があり、特定の化学物質の分子などを吸着・放出する性質を持つ。名古屋大学大学院工学研究科の山内悠輔卓越教授は、こうした構造体のうち電気が流れる「導電性ナノ多孔体」の合成法を確立した。山内さんは、ナノ(ナノは10億分の1)メートルレベルの構造体を作る「ナノ空間」を作製し、高度に集積化した「ハイブリッド空間」の実現を目指して研究を進め、従来にない高機能・高効率な触媒の開発からがんマーカー、マイクロプラスチックの検出まで多方面の社会応用に取り組んでいる。

P.03-07をPDFで読む(PDF:2.2MB)

P.08特集2― 子どもの潜在問題を可視化するシステム開発 学校・家庭・地域ぐるみの支援を早期実現へ

子どもの潜在問題を可視化するシステム開発 学校・家庭・地域ぐるみの支援を早期実現へ

虐待やいじめ、貧困など、潜在的に問題を抱えているにもかかわらず、周囲に気付かれていないために必要な支援の手が差し伸べられていない子どもは、全体の約30パーセントにも上るといわれている。大阪公立大学イノベーションアカデミー共創研究院の山野則子特任教授を代表者とする研究プロジェクトでは、小中学校に通う全ての子どもを対象としたスクリーニングで、子どもが抱える問題を可視化し、学校、家庭、地域が一体となった適切な支援へとスムーズにつなげる「YOSS(ヨース)クラウドシステム」を開発。社会実装に取り組んでいる。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.5MB)

P.12連載― イノベ見て歩き 第30回

電気自動車や核融合発電に必要なリチウム 超高純度で分離するシステムを開発
イノベ見て歩き 第30回

社会実装につながる研究開発現場を紹介する「イノベ見て歩き」。第30回では、リチウムイオンのみを選択的に分離するセラミックス膜を開発し、超高純度分離・回収システムの商用化を目指すLiSTie株式会社CEO/CTOの星野毅氏を訪ねた。リチウムはスマートフォンや電気自動車などの蓄電池に使われる重要な金属だが、その精製にあたっては自然環境や労働環境への悪影響が懸念され、急増する需要に対する供給も課題となっている。

P.12-13をPDFで読む(PDF:999KB)

P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
研究成果
生きた哺乳類の生体組織を透明化して観察
研究成果
固体表面でうねる界面高分子鎖を可視化
研究成果
着床後の胚生育と胎盤形成促す酵素特定
研究成果
有機薄膜の自己組織化の分子機構を解明

P.14-15をPDFで読む(PDF:926KB)

P.16さきがける科学人― 日本語の繊細さと豊かさを理解・生成するAI 人間の創造的活動も支える自然言語処理を目指す

日本語の繊細さと豊かさを理解・生成するAI 人間の創造的活動も支える自然言語処理を目指す

東北大学 言語AI研究センター 准教授/国立国語研究所 次世代言語科学研究センター 准教授

赤間 怜奈

P.16をPDFで読む(PDF:1MB)

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