共創の場形成支援プログラム

国立研究開発法人 科学技術振興機構
国立研究開発法人 科学技術振興機構

政策重点分野(環境エネルギー分野)

<概要>
 我が国においては、強みを有するエネルギー・環境分野において、自動車・航空機の電動化や再生可能エネルギー導入促進等により温室効果ガスの大幅削減を進め、SDGsに掲げられたクリーンなエネルギー社会を実現するため「革新的環境イノベーション戦略」を策定しました。同戦略では、国際競争力を有する大学・研究機関において、アカデミアの強みを生かし、企業等の課題解決や、シーズの創出と企業等への橋渡し等を行うプラットフォーム機能を有する次世代エネルギー基盤研究拠点を整備することとされています。
 本分野においては、同戦略を踏まえ、我が国が研究力・産業競争力共に強みを有し、電動化や再エネ主力電源化等を支え、温室効果ガスの削減目標を達成するために不可欠なエネルギー技術である蓄電池分野において、産学官共創により産業競争力を強化し、更なる市場獲得に繋げるため、アカデミアで創出された蓄電池の新材料・新技術の研究開発や、企業のみでは実施困難な電池特性に係る基礎的な課題の解決及びその社会実装を持続的に推進する拠点の形成を目指します。

<採択予定件数、委託費の規模及び実施期間>
・採択予定件数:1件程度
・委託費の規模:最大4億円/年度・件 程度(令和2年度当初、間接経費を含む)
・実施期間:最長10年度

<その他留意事項等>
 本分野で採択された拠点は、基礎から実用化まで切れ目なく成果の円滑な実用化を目指すため、蓄電池研究に関する関係省庁・関係機関で構成する会議への参画を求め、他の事業(JST 先端的低炭素化技術開発次世代蓄電池(ALCA-SPRING)や他省庁プロジェクト等)との連携のもと、プロジェクトを推進することとします。

※応募にあたっては、必ず公募要領及び公募要領別紙をご確認ください。