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東日本大震災に関連したJSTの取組みについて

この度の地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
以下に、JSTの取組みをまとめてお知らせいたします。(※ 内容は順次更新いたします)

JST復興促進センターを設置し、復興促進プログラムを開始しました

JST復興促進センターは、東日本大震災からの復興に向けて、JSTがこれまでに蓄積してきた知見や産学連携のノウハウ、強みを最大限に活用し、被災地発の科学技術イノベーション創出に貢献することを目指します。
そのため、仙台、盛岡、郡山に事務所を設置し、被災地企業や関連行政機関等のニーズを踏まえたきめ細かで迅速な対応に努めて参ります。各事務所にはマッチングプランナーを配置し、被災地域を飛び回って、企業ニーズの発掘、大学シーズと企業ニーズのマッチング、共同研究の推進等の支援に精力的に取り組みます。

公募関連(採択決定)

復興促進プログラム(マッチング促進)
JST復興促進センター仙台事務所、盛岡事務所、郡山事務所に配置されたマッチングプランナーが産学官連携支援機関の協力のもとに、被災地企業のニーズを発掘し、これを解決できる被災地を始めとした大学等の技術シーズとマッチングし、産学共同研究を実施します。
研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)重点開発領域「放射線計測領域」の採択課題決定について
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響から復興と再生を遂げるため、放射線計測に関して行政ニーズ、被災地ニーズなどを踏まえ、平成24年度から「放射線計測領域」を重点開発領域に設定して、重点的に開発課題を公募・採択しました。
科学コミュニケーション連携推進事業 草の根型プログラム(2次募集)採択企画の決定について (PDF:245KB)
被災地や避難場所などで実施する科学コミュニケーション活動に関する企画の募集を行い、採択企画を決定しました。
震災地域を対象とした「研究シーズ探索プログラム」における研究課題の決定について
東北地方を中心とする地震により中断を余儀なくされた研究を対象に、緊急の対策や支援措置として実施するもので、産官学各界の研究者から316件の応募があり、101件を決定しました。
震災関連研究を対象とした「国際緊急共同研究・調査支援プログラム(J-RAPID)」における採択課題の決定について
東日本大震災に関連した緊急を要する研究・調査を支援する「国際緊急共同研究支援プログラム」において4件の研究支援課題を決定しました。
戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「東日本大震災対応・緊急研究開発成果実装支援プログラム」実装支援対象の決定について
東日本大震災の復旧・復興に即効性のある研究開発成果を23年度中に被災地域に実装する取り組みに対して支援するもので、大学やNPO法人、企業などの多様な提案者から124件の応募があり、6件の実装支援対象を決定しました。

東日本大震災に関する緊急提言・復興シナリオ

低炭素社会戦略センター(LCS) 東日本大震災特別対策シナリオ
東日本大震災により被災された地域の復興にむけて (PDF:388KB)
震災後の電力供給不足の解消にむけたシナリオ (PDF:598KB)
低炭素社会への移行可能性―東日本大震災の影響を考慮して― (PDF:911KB)
研究開発センター(CRDS)では、東日本大震災からの我が国の復興に関し、主として科学技術の観点から、どのような寄与が可能か、また、何をなすべきかを取りまとめました。
研究開発戦略センター(CRDS) 政策形成における科学と政府の役割及び責任に係る原則の確立にむけて (PDF:2.34MB)
研究開発戦略センター(CRDS) 東日本大震災からの復興に関する提言 (PDF:2.1MB)
研究開発戦略センター(CRDS) 東日本大震災に関する緊急提言(緊急の被害調査の充実) (PDF:166KB)

東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」に参画

東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」に参画
東北大学が中心となり産学官連携のもとで実施している東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝(しんろくでん)」に、賛同・協力機関として参画しています。

東北メディカル・メガバンク

東北メディカル・メガバンク
東日本大震災の被害からの地域医療の復興と、大規模情報化に対応した新たな医療の構築を目指します。被災地に医療関係人材を派遣して地域医療の復興に貢献するとともに、15万人規模の地域住民コホートと三世代コホートを形成し、そこで得られる生体試料、健康情報、診療情報等を収集してバイオバンクを構築します。
JSTでは、本事業に関連する支援業務を担当します。

東北発 素材技術先導プロジェクト

東北発 素材技術先導プロジェクト
東北の大学や製造業が強みを有するナノテクノロジー・材料分野において、産学官の協働によるナノテクノロジー研究開発拠点を東北大学に形成し、世界最先端の技術を活用した先端材料を開発することにより、東北素材産業の発展を牽引し、東日本大震災からの復興に資することを目的としています。
JSTでは、本事業に関連する支援業務を担当します。

情報提供

東日本大震災に関連する科学技術情報の入手について
地震、津波、災害復興、救急医療に関する正確な情報の把握と専門的な情報は、科学技術文献情報データベース「JDreamII」や科学技術総合リンクセンター「J-GLOBAL」、科学技術情報発信・流通総合システム「J-STAGE」をはじめとするデータベースやサービスを通じて入手することが可能です。代表的なリソースをご紹介します
地震関連文献情報の無料公開に、放射線関係2テーマを追加
科学技術文献データベース 「JDreamII」に登載されている地震関連の文献情報(タイトル、出典、抄録など)を無料公開しています。アドレスは次のとおりです。
http://pr.jst.go.jp/new/info20110316.html
科学コミュニケーターとみる東日本大震災
この特設サイトは、平成23年3月23日から5月8日まで日本科学未来館ホームページ上でご紹介してきた「科学コミュニケーターとみる東日本大震災(地震・原発をよみとく、未来館質問箱)」の情報を、テーマごとの分類でまとめ直し特設サイト化したものです。
サイエンスニュースで今回の地震関連の番組を提供

【サイエンスニュース】 http://sciencechannel.jst.go.jp/sciencenews/index.html
今回の地震関連の番組を提供しています。

そのほか、災害学習等に向け、地震・原子力発電所に関連したコンテンツをまとめ、特設ページ等にてご紹介しています。詳細は、下記HPの「お知らせ」欄をご参照ください。
【サイエンスチャンネル】 http://sciencechannel.jst.go.jp/
【理科ねっとわーく 学校教育版】 http://rikanet2.jst.go.jp/
【理科ねっとわーく 一般公開版】 http://www.rikanet.jst.go.jp/

※理科ねっとわーくは、平成29年に文部科学省 国立教育政策研究所にコンテンツを移管しました。

これまでの取組

科学技術振興機構 節電実行計画書 (PDF:136KB)
平成23年5月13日 電力需給緊急対策本部決定の「夏期の電力需給対策について」に定める「政府の節電実行基本方針」に基づき、 科学技術振興機構が自ら実行する具体的な節電対策に関する計画を定めました。
科学技術振興機構 平成23年夏期節電実績 (PDF:76KB)
平成23年7月1日から9月30日まで、節電実行計画書に基づいて節電に取組み、その実績を取りまとめました。
日米研究者による震災救援活動
戦略的国際科学技術協力推進事業の日本-アメリカ研究交流事業において、研究交流を行っている日米両国の研究者からなる合同チームが、ロボットを活用した震災地での緊急救援活動を行いました。
災害対応に携わる機関へのJDreamII無料提供について
JSTでは、この度の震災に際して、復興・医療等の、災害対応に携わる機関・団体の方に、科学技術文献有料データベース「JDreamII」を無料提供する取組を行いました。詳しくは、以下をご参照ください。
http://pr.jst.go.jp/new/info20110328.html

その他

東日本大震災関連情報(英語版) (PDF:2.6MB)
東日本大震災について政府や研究機関及び学術学会等の公的機関が組織として発表した内容(英文)を主に収集した資料集です。
被災地でも作れる簡易トイレ作成マニュアル(第1版)
北海道大学の船水尚行教授の研究室が、JSTが進める国際事業であるSATREPSで、『被災地でも作れる簡易トイレ作成マニュアル(第1版)』をホームページで公開しました。アドレスは次のとおりです。
http://www.eng.hokudai.ac.jp/labo/UBNWTRSE/news/archives/PDF/toilet.pdf (PDF:1.3MB)

東日本大震災 参考情報リンク集

東日本大震災 参考情報リンク集
東日本大震災に関する活動・情報発信を行っている公共機関・団体のWEBサイトのリンク集です。