その他のお知らせ

研究セキュリティ確保への取組
~研究の自由、透明性、開放性と研究セキュリティの両立のために~

基礎研究成果の社会に与える影響の拡大、国際共同研究の重要性の増大、さらに地政学的緊張の高まりといった目下の研究を取り巻く状況から、研究セキュリティ確保の対応は国際社会における喫緊の課題です。

研究の自由、透明性、開放性の確保は、知の探求の営みや人類の発展のために普遍的に重要なものであり、いわば研究の本質ともいえるものです。他方、オープンな研究システムの不当な利用により、研究システムの健全性、公正性の毀損、研究成果の悪用、技術流出のリスクの高まりが懸念されています。研究のオープン性の重要性は何ら変わりませんが、そうした動きからアカデミアを守ることがますます求められています。ただし、このような取組において、人種や国籍等による差別はあってはならないことは言うまでもありません。

研究セキュリティ確保の取組は、研究成果・研究者を適切に保護し、開かれた研究環境を守るためのものであり、さらに国の経済安全保障上の要請に応えるものです。

このような背景を踏まえ、JSTでは研究コミュニティとの対話を行いつつ、研究開発事業における研究セキュリティ確保への取組をJST-TRUSTとして実施していきます。

なお、内閣府において、令和7年12月に、研究セキュリティの確保に関する取り組みの基本的な枠組みおよび関係者に求められる取り組みの具体的内容を示した「研究セキュリティの確保に関する取組のための手順書」を策定しました。JST-TRUSTも本手順書に沿って対応しています。

研究セキュリティの確保に関する取組のための手順書

JSTでの取組(JST-TRUST)

JST-TRUSTでは、各事業で定める評価基準に基づき、従来どおり選考を実施します。その上で、採択候補課題について研究セキュリティ上のリスクを把握し、必要に応じてリスク軽減措置を講じるとともに、採択後のフォローを行います。

研究セキュリティ質問票のひな形はこちら

また、JST-TRUSTでは、諸外国においても提唱されている「スモールヤード・ハイフェンス(フェンスを設ける研究範囲はできる限り小さく設定した上でしっかり守り、それ以外はオープンとして扱う)」の考えを採用し、研究者にかかる負担が過大にならないように留意しています。

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  • 2026年度

    パイロットケースの活動を通じて得られた知見等も十分に反映しつつ、2026年度においても研究セキュリティ確保に向けた取り組みを実施しております。詳細は各事業のHPや公募要領をご確認ください。

    2025年度 パイロットケース

    イベント等

    研究セキュリティシンポジウム

    JSTでは2025年3月にシンポジウムを開催し、研究セキュリティを取り巻く国内外の政策動向等の講演、JSTにおける取組の紹介ののち、パネルディスカッションを行いました。

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    関連リンク