プロジェクト紹介
目標9 研究開発プロジェクト(2021年度採択)子どもの好奇心・個性を守り、躍動的な社会を実現する
プロジェクトマネージャー(PM)菊知 充金沢大学 医薬保健研究域医学系 教授
概要
幼少期に自尊感情が著しく傷つけられるとレジリエンスが生涯にわたり低下します。これを防ぐことで、だれもが安心できる環境で、生来の好奇心を発揮しながら成長できる環境を実現します。それにより能動的意欲と独創性に満ちた社会を実現します。具体的には、個性の脳画像技術により子どもの脳の個性を客観化し、最適化された芸術活動による介入の効果を「見える化」し、自治体の「子どもの好奇心・個性を守る学校構想」と連携しながら社会実装していきます。
終了時(2024)年のマイルストーン
- ASDの多様性を客観的に評価するシステムを開発する。これにより、人口の2%にも及ぶASD児童と家族を守り、個性を伸ばす創造的環境につなぎ、精神的に豊かで躍動的な社会を実現するための要素を確立する
- 幼児用脳磁図システムをより安価で実用的なものにするために、未来型脳磁図センサーの幼児への応用可能性を検証する
- 「好奇心」と「こころの安寧」を生み出す芸術活動介入を個性に合わせて提案する
- こころの安寧と活力増大を実現する学校教育モデルを提案する
- こころの安寧を心臓自律神経系で捉える実用的なシステムを開発する
- 社会的好奇心を対人ネットワークの定量分析で捉えるシステムを開発する
研究開発項目(クリックすると、それぞれの成果概要ページに遷移します)
課題推進者リスト
研究開発項目[1] | 廣澤 徹 | 金沢大学 子どものこころの発達研究センター 准教授 |
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研究開発項目[1] | 森瀬 博史 | 金沢大学 子どものこころの発達研究センター 特任教授 |
研究開発項目[2] | 田中 早苗 | 金沢大学 子どものこころの発達研究センター 特任助教 |
研究開発項目[2] | 駒米 愛子 | 東京藝術大学 『共生社会』をつくるアートコミュニケーション共創拠点推進機構 特任講師 |
研究開発項目[2] | 合田 徳夫 | 金沢大学 子どものこころの発達研究センター 協力研究員 |
研究開発項目[2] | 神吉 輝夫 | 大阪大学 産業科学研究所 准教授 |
研究開発項目[3] | 宮元 陸 | 金沢大学 子どものこころの発達研究センター 協力研究員 |
研究開発項目[3][4] | 吉村 優子 | 金沢大学 人間社会研究域 教授 |
研究開発項目[4] | 池田 尊司 | 金沢大学 子どものこころの発達研究センター 准教授 |
研究開発項目[4] | 明和 政子 | 京都大学 大学院教育学研究科 教授 |
研究開発項目[4] | 大黒 達也 | 東京大学 大学院情報理工学研究科次世代知能科学研究センター 准教授 |
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- プロジェクト概要(330KB)