プロジェクト紹介

國井 康晴PM 写真

目標3 研究開発プロジェクト未知未踏領域における拠点建築のための集団共有知能をもつ進化型ロボット群

プロジェクトマネージャー(PM)國井 康晴中央大学 理工学部 教授

概要

単純機能の小型ロボットが群を形成して知能を発揮し、群全体で共通した機能の更新・拡張、機体の新規追加が群を進化させる仕組みの研究開発を行います。さらに多数のロボットが協力して玉転がしの要領でロボット拠点コンテナを搬送し、コンテナが自ら展開することで活動拠点となる進化型群知能活動拠点構築システムを開発します。それにより2050年には進化型ロボット群知能により構築された月面活動拠点の実現を目指します。
開発された技術は、地球上の自然災害等にも応用できます。

2030年までのマイルストーン

低機能な小型ロボットの群が、各ロボットに分散搭載される高度な戦略知能(ネットワーク知能)によって自動的に組織化され制御されることで、月面溶岩チューブ内部の探査、居住適地の調査、球形ロボットコンテナの搬送等を行える技術を確立・実証します。それにより国際的な月面開発や宇宙探査におけるロボットの未知環境作業にて貢献します。

2025年までのマイルストーン

低機能な小型ロボットの群が、共有分散知能(ネットワーク知能)により群同士で協調し、共進化しながら未知不整地環境で継続作業できる技術を確立します。また自らは動けない球形ロボットコンテナと群が協調し搬送することで群ロボットの応用範囲を拡大します。それより実社会において人に代わって、人と協調して実業務に活用可能になります。

研究開発の概要

研究開発テーマ構成

研究テーマ構成

課題推進者リスト

國井 康晴 中央大学 理工学部 教授
國井 康晴 中央大学 理工学部 教授
川嶋 宏彰 兵庫県立大学 情報科学研究科 教授
吉光 徹雄 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授
安藤 慶昭 産業技術総合研究所 インダストリアルCPS研究センター 副研究センター長
前田 孝雄 東京農工大学 工学部 准教授
廣瀬 智之 株式会社デジタル・スパイス 航空・宇宙機器研究開発事業部 事業担当部門長
宮口 幹太 株式会社竹中工務店 技術研究所 主席研究員

代表機関

中央大学 研究開発機構

研究開発機関

中央大学、宇宙航空研究開発機構、産業技術総合研究所、兵庫県立大学、東京農工大学、竹中工務店、デジタルスパイス

PDFダウンロード

関連情報