<研究成果>技術テーマ「テラヘルツ」の研究成果がプレス発表されました
2016年12月23日
「テラヘルツ」にて実施しております研究開発課題「高速・高精度テラヘルツ時間領域分光ポーラリメータの開発と産業応用展開」(研究代表者:慶應義塾大学 理工学部 渡邉 紳一 准教授)の研究成果に基づく
「テラヘルツ光による黒色ゴム材料の非破壊検査手法を開発~自動車タイヤなどのひずみ計測が可能に~」がプレス発表されました。
今回、幅広い光スペクトルの中で、電波と光の境界にあるテラヘルツ光だけが黒色ゴム材料に対して透過性をもつことに着目し、添加されたカーボンブラック凝集体の並び方を偏光測定によって推測できることを実証しました。
この分析手法は、外からの力によるゴム材料変形を推測できることを示しており、これまで光では内部調査ができなかったタイヤや防振ゴムの新しい非破壊検査ツールとして期待されます。
詳細は JSTプレスリリース(2016年12月23日発表) をご覧ください。