JSTの研究推進
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JSTの基礎研究推進

文部科学省が毎年定める戦略目標(国内外の研究動向を踏まえ、将来の社会経済に大きな影響をもたらす新技術シーズを創出するための目標)の達成に向け、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)は新しい技術の種となる研究成果の創出を目指す基礎研究を対象とした「戦略的創造研究推進事業」を推進しています。このうち、公募型研究制度として3つの制度をご紹介します。
応募するには
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募集要項 -
募集説明会 -
募集説明会 -
面接選考会会場
CREST・さきがけ・ACT-Iは例年4月頃に同時に研究提案を募集します。応募にあたっては、いずれか1つの制度と、その制度の中で参加したい「研究領域」を1つ選択のうえ、研究提案書や必要書類を提出いただきます(提案募集用特設サイトはこちら)。
「研究領域」とは、文部科学省の戦略目標を実現するためにJSTが定めた、「新しい技術の創出につながる可能性が高い研究分野及びその研究体制」を意味します。研究領域の運営責任者である研究総括は、領域アドバイザーとともに研究領域の運営(研究領域の目的に合致した研究提案の選考、採択された研究課題推進のための助言、研究課題の進捗評価)を行います。なお、採択率はCREST 9.6%、さきがけ10.6%、ACT-I 33.7%(2018年度実績)です。
研究契約の締結、研究費の執行

採択された研究課題の遂行にあたっては、JSTと研究を実施する大学もしくは企業等との間で委託研究契約を締結し、研究を開始していただきます。研究費は、年度総額の50%を越えない範囲であれば当初計画から費目を容易に変えられる(例:物品費と人件費・謝金)など、柔軟な執行が可能です。
さきがけ・ACT-Iでは、研究開始にあたって所属を持たない方であっても、自身で研究実施場所を探し承諾を得ていることなどを条件として、JSTが雇用する「専任研究者」として、研究実施場所に出向するものとして研究ができます。JST雇用者の専念義務の例外として、現在、プロジェクト研究員(研究参加者)としてCREST・ERATO・ACCELに参加されている方は、さきがけ・ACT-I研究と兼務して、それまで実施していたCREST・ERATO・ACCEL研究を継続することもできます。
研究推進
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領域会議 -
サイトビジット -
サイエンスアゴラ -
国際シンポジウム
採択された研究課題の推進にあたって、JSTは研究総括・領域アドバイザーとともに、研究領域の運営に取り組んでいます。例えば、研究進捗報告会(領域会議)での議論、研究総括による個別訪問・議論(サイトビジット)、特許出願支援、シンポジウムやプレスリリースでの成果発表、研究成果の企業連携の機会創出等、参加する研究領域の特色に応じたサポートを企画しています。また、同じ研究領域の研究者だけではなく、関連する他の研究領域の研究者との交流の機会も設けていることも大きな特徴です。特にさきがけ・ACT-Iでは、将来にわたって続く連携の礎をつくることも重視しています。研究課題の進展のみならず、飛躍の機会としてCREST・さきがけ・ACT-Iへの応募をご検討いただければ幸いです。