平成17年度研究代表者 (研究終了)
黒田 忠広 | 高性能・超低電力短距離ワイヤレス可動情報システムの創出 |
---|---|
小林 光 | 極限ゲート構造によるシステムディスプレイの超低消費電力化 |
佐藤 健一 | 超低消費電力光ルーティングネットワーク構成技術 |
高田 広章 | ソフトウェアとハードウェアの協調による組込みシステムの消費エネルギー最適化 |
極限ゲート構造によるシステムディスプレイの超低消費電力化
研究代表者
小林 光
(大阪大学 産業科学研究所 教授)
研究課題概要
シリコンの新たな低温酸化法である「硝酸酸化法」を活用して、ディスプレイの駆動に用いる薄膜トランジスタ(TFT)を超低消費電力化します。新酸化法で形成する酸化膜は、従来法に比べて格段に良質であるため薄膜化が可能で、TFTの消費電力を従来の1/25以下にすることが可能です。また、極限ゲート構造TFTの創製とこれを用いた新回路技術・アーキテクチャーの開発により、システムディスプレーの消費電力をさらに1/10以下にすることにより、合わせて1/250以下に低減します。