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- 人間と情報環境の共生インタラクション基盤技術の創出と展開/
- [共生インタラクション] 令和元年度採択課題
慶應義塾大学
理工学部
教授
植田 一博 | 東京大学 大学院総合文化研究科 教授 |
杉浦 孔明 | 慶應義塾大学 理工学部 教授 |
高橋 正樹 | 慶應義塾大学 理工学部 教授 |
ロボットの自己位置と地図を作るSLAMアルゴリズムに注目し、文脈と発話語の意味を同時推定できるSimultaneous Contextualization And INterpreting (SCAIN)を実現する。SCAINの特性を利用することで、低ストレスなマルチモーダル対話システム、人同士の相互理解システムを実現し、人間主導のインタラクションを扱えるコンピュータの構築方法を明らかにする。
筑波大学
システム情報系
教授
皆川 泰代 | 慶應義塾大学 文学部 教授 |
ソーシャル・シグナルを共有及び拡張する人間拡張技術、それに伴う神経基盤の理解、及び実証研究を通じて人々の意図伝達を拡張し、他者理解を助け、また共感的行動を支援することが可能であることを示す。ここでは、人々の社会的インタラクションを一連の行動連鎖とするモデルとし、人々におけるソーシャル・シグナルの情報処理過程の理解を深化させるとともに、共感的な行動応答を生成する共感的AIの基盤を創出する。
名古屋大学
情報基盤センター
教授
小野 順貴 | 東京都立大学 システムデザイン学部 教授 |
亀岡 弘和 | 日本電信電話(株) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 特別研究員 |
音メディアコミュニケーションにおいて、ユーザとシステムの共創的な働きかけに基づき、身体的制約を超えて発声・聴覚機能を拡張する基盤技術を創出します。機械学習に基づくデータ駆動型システムの枠組みにおいて、低遅延リアルタイム動作、不随意的なシステム挙動制御、インタラクションを通した意識的なシステム挙動制御を可能とする共創型発声・聴覚機能拡張基盤技術を構築し、発声・聴覚機能の回復・増強を達成します。
慶應義塾大学
環境情報学部
教授
豊田 正史 | 東京大学 生産技術研究所 教授 |
中西 泰人 | 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 |
限定合理性を構成する3つの限界:合理性の限界、働きかけの限界、視野の限界をスマートシティにおいて超越するため、人が情報から最適な行動を決定する過程(研究課題1:痛感インタラクション)、街に情報を行き渡らせる過程(研究課題2:介入的インタラクション)、街から正しい情報を獲得する過程(研究課題3:情報視野拡大インタラクション)、を支援するインタラクション基盤を確立する。
奈良先端科学技術大学院大学
研究推進機構
特任教授
岡﨑 康輔 | 奈良県立医科大学 医学部 博士研究員 |
田中 宏季 | 国際基督教大学 教養学部 助教 |
本研究ではソーシャルスキルトレーニング(SST) が社会的スキルの個別化されたトレーニングを提供し、学校や職場でのプレゼンテーションを含む日常的な状況での社会的ストレスを軽減するのを助けるためのツールを研究開発する。本研究では、社会的訓練のための2つの方法、従来のSST と認知行動療法(CBT)に基づき、ロールプレイを含んだプラットフォームを設計する。対象群は、内気な人、社交不安障害(SAD)、自閉スペクトラム症(ASD)など、さまざまな種類の社会病理を持つ群である。