【荘司 長三】生体触媒の誤作動状態を利用するメタンの直接的メタノール変換


研究代表者

荘司 長三

荘司 長三

名古屋大学
大学院理学研究科
教授

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研究概要

ヘム鉄(鉄ポルフィリン錯体)を活性中心とする長鎖脂肪酸水酸化酵素のシトクロムP450BM3に、長鎖脂肪酸に似た構造をもつ疑似基質(デコイ分子)を取り込ませることにより、メタンが優先的に結合する反応空間を構築し、常温・常圧での高効率なメタンの水酸化が可能な強力なバイオ触媒系を創出します。さらに、デコイ分子を用いる酵素反応を、大腸菌などの菌体内でも行うことを可能とし、メタンを水酸化するバイオリアクターを開発します。また、反応空間の科学を固体触媒などの展開に結びつけます。

主たる共同研究者

久保 稔 兵庫県立大学 大学院理学研究科 教授
杉本 宏 理化学研究所 放射光科学研究センター 専任研究員

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