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- 元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出
本研究領域は、持続可能な社会の構築のために解決すべき資源・エネルギー・環境問題に元素戦略を共通概念とする物質科学・物性科学の観点から取り組み、既存の延長線上にない物質・材料の革新的機能の創出を目指した。
具体的には、「物質の特性・機能を決める特定元素の役割を理解し有効活用する」という元素戦略コンセプトの下、物質構造、界面、電子相関などの様々な機能発現に共通する問題点を多角的・系統的に解明・理解し、それらを制御することにより、物質・材料の革新的な特性や機能の創出に向けた研究開発に取り組んだ。多様な元素の特性に着目して「電子状態」「原子配列」「分子構造」等の微視的な観点から目的機能を如何に発現させるかを検討すると共に、計測技術や計算科学も活用しつつ構造・機能・反応をデザインし、多様な課題解決に向けた物質・材料の革新的機能の創出に向けた、物理、化学、工学、材料科学といった分野の垣根にとらわれない異分野融合を強く意識した大胆かつチャレンジングな研究を行った。
「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」研究領域事後評価報告書
◎齋藤 軍治 京都大学 名誉教授
阿波賀 邦夫 名古屋大学大学院理学研究科 教授
大森 賢次 日本ボンド磁性材料協会 専務理事・事務局長
加藤 昌子 北海道大学大学院理学研究院 教授
吉田 博 東京大学大学院工学系研究科 特任上席研究員
◎は委員長