１．研究領域の概要

　本研究領域は、21世紀の人類社会が直面する環境・資源・エネルギー・医療・健康等の諸課題を解決するために、空間空隙を有する物質の次元、形状、大きさ、組成、規則性、結晶性、および界面を高度設計する超空間制御技術を構築し、既存材料・技術では到達困難な革新的機能素材等の創製を目的としている。
　具体的には、エネルギー(原料)や化学資源の貯蔵、輸送、分離、(触媒的)物質変換、エネルギーの高効率利用、環境汚染物質の低減・除去、生活水の獲得、さらに医療・健康に関わる素材において、実現されていない”あらまほしき高度の機能・物性”の発現を目的として、物質を構成する原子・分子の配置と結合によって生じる空間空隙構造を高度設計・制御すること、すなわち、超空間制御により、十分に差異化された革新的機能素材等の創製を目指した研究開発を行っている。

２．CREST研究領域中間評価

２－１．評価報告書

「超空間制御に基づく高度な特性を有する革新的機能素材等の創製」研究領域中間評価報告書

２－２．評価委員

◎君塚 信夫　九州大学大学院工学研究院　主幹教授・分子システム科学センター長
　有賀 克彦　物質・材料研究機構WPIセンター国際ナノアーキテクトニクス研究拠点
　　　　　　 主任研究者・ディレクター
　加藤 一実　産業技術総合研究所　理事
　武馬 吉則　花王（株）　エグゼクティブ・フェロー
◎は委員長

２－３．研究領域評価用資料

「超空間制御に基づく高度な特性を有する革新的機能素材等の創製」研究領域中間評価用資料