平成18年度採択分(平成19・20年度採択分を含む)

戦略的創造研究推進事業(CREST)における平成18年度採択研究課題ならびに平成19, 20年度採択研究課題(一部)の課題別事後評価について

「戦略的創造研究推進事業(CREST)」における研究課題の事後評価を、「基礎研究に係る課題評価の方法等に関する達」に基づいて実施した。事後評価結果の目的及び対象とした研究領域等は以下の通りである。

1.事後評価の目的と基準

(1) 評価の目的

研究の実施状況、研究成果、波及効果等を明らかにし、今後の研究成果の展開及び事業運営の改善に資することを目的とする。

(2) 評価項目及び基準

ア 外部発表(論文、口頭発表等)、特許、研究を通じての新たな知見の取得等の研究成果の状況

イ 得られた研究成果の科学技術への貢献

なお、上記アからイの具体的基準については、研究成果等の水準及びその将来展開を重視するという視点から、評価者が機構と調整の上決定する。

2.評価対象となった研究課題

(1)研究課題合計: 61件

研究実施期間:平成18年10月1日から平成24年3月31日まで(5年6ヵ月間)

※1件は平成19年10月1日から平成24年3月31日まで(4年6ヵ月間)

※2件は平成20年10月1日から平成23年3月31日まで(2年6ヵ月間)

(2)領域別の事後評価課題数

<平成18年度採択研究課題>

生命システムの動作原理と基盤技術 5件
実用化を目指した組込みシステム用ディペンダブル・オペレーティングシステム 5件
ナノ界面技術の基盤構築 5件
ナノ科学を基盤とした革新的製造技術の創成 6件
先進的統合センシング技術 5件
情報システムの超低消費電力化を目指した技術革新と統合化技術 3件
マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション 7件
代謝調節機構解析に基づく細胞機能制御基盤技術 5件
新機能創成に向けた光・光量子科学技術 6件
物質現象の解明と応用に資する新しい計測・分析基盤技術 3件
生命現象の解明と応用に資する新しい計測・分析基盤技術 4件
デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術 4件

<平成19年度採択研究課題>

ナノ科学を基盤とした革新的製造技術の創成 1件

<平成20年度採択研究課題>

プロセスインテグレーションに向けた高機能ナノ構造体の創出 1件
二酸化炭素排出抑制に資する革新的技術の創出 1件

3.課題事後評価の進め方

研究代表者(被評価者)による研究実施終了報告書の作成
H23年8月~11月

評価者(研究総括、領域アドバイザー等)へ評価用資料の送付
H 23年9~11月

事後評価会開催(プレゼンテーション・質疑応答)
H 23年10月~H 24年1月

事後評価票の作成(領域アドバイザー等)
H 23年10月~H 24年2月

研究総括による事後評価結果報告書の作成

(1) 評価者が作成した評価票をもとに事後評価結果報告書(案)の作成

(2) 事後評価結果報告書(案)を被評価者に提示し、意見交換
(3) 事後評価結果報告書の確定(全評価者の確認・合意)
H 23年10月~H 24年3月
業務運営会議・理事会等への報告
H 24年6月

JSTホームページによる公表
H 24年6月

 

4.評価委員及び評価報告書

 評価委員及び研究課題毎の評価は、各研究領域の事後評価結果報告書に記載の通りである。
 事後評価の対象となった研究領域名