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- 統合1細胞解析のための革新的技術基盤
本研究領域は、1細胞中の生体分子を定量的かつ網羅的に測定する方法論的技術的基盤の構築を目指します。特に、生体組織中の個々の細胞における生体分子の網羅的時間的変化や相互作用を定量的に記述するために必要となる技術や方法論を創出し基盤化することを目的とします。本研究領域が戦略的に構築する1細胞解析基盤は、1細胞レベルのゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム等の同時大量取得・解析技術およびそれを支える周辺技術からなります。その際、1細胞解析で先行する技術分野においては市場を意識した実装に比重を置き、いまだ途上の技術分野においては原理的革新とその実証に重きを置きますが、開発される技術や方法論には何らかの実問題への適用を求め、生命現象における機能解明に資する成果へとつなげます。対象は広く細胞の多様性や細胞状態の遷移が関与する現象に門戸を開きます。1細胞解析基盤は国際標準化やシステム化・パッケージ化により付加価値の増大が期待されるため、技術開発以外でも集学的発想が重要になります。これを踏まえ、本研究領域では学際的なチームの参加を歓迎します。また基盤構築力の維持・向上のため、対応するさきがけ研究領域および関連プログラム等との連携も視野に、研究課題の大胆な見直しによる成果の最大化を図ります。
戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける事後評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。
(1)北森 武彦 (東京大学大学院 工学系研究科 教授)
拡張ナノ流体デバイス工学によるピコ・フェムトリットル蛋白分子プロセシング
(2)澤田 和明 (豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 教授)
非標識神経伝達物質イメージセンサによる細胞活動可視化システム構築と脳機能の時空間解析
(3)高村 禅 (北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授)
多チャンネルプレーナ技術による生体組織分子解析とその神経疾患応用
2019年11月29日(金曜日)
菅野 純夫 | 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 非常勤講師 |
岡田 眞里子 | 大阪大学 蛋白質研究所 教授 |
岡野 清 | (株)鎌倉テクノサイエンス 代表取締役社長 |
落合 淳志 | 国立がん研究センター 先端医療開発センター センター長 |
神原 秀記 | (株)日立製作所 名誉フェロー |
小原 雄治 | 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター センター長 |
瀬々 潤 | (株)ヒューマノーム研究所 代表取締役社長 |
瀬藤 光利 | 浜松医科大学 国際マスイメージングセンター センター長/細胞分子解剖学講座 教授 |
竹山 春子 | 早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 教授 |
八重 裕通 | グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン(株) ビジネス企画室 室長 |
該当なし |
※所属および役職は評価時点のものです。