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- ナノスケール・サーマルマネージメント基盤技術の創出
本研究領域は、熱に関する様々な課題の解決や熱エネルギー有効利用に向けて、熱の根源的な理解と高度に制御・利用するための基盤技術の創出を目指します。
具体的には、3つの大きな方針に基づいて研究を推進します。
1つ目の方針は、ナノスケールの熱の振る舞いを理解し、革新的な熱制御基盤技術の構築に取り組み、高効率な放熱・断熱・蓄熱・変換などを可能とする新材料の創製や、従来の特性や機能を飛躍的に向上させる新たなデバイスの創出を目指します。
2つ目の方針は、上記熱制御基盤技術の創出のために重要な理論、計測、シミュレーション、加工技術などの研究を推進し、ナノスケールにおける熱の物理現象の予測・検証を可能とし、新たな材料設計、デバイス設計の指針に繋がる技術の構築を目指します。
3つ目の方針は、この領域はナノスケールの熱の理解を基本として様々な熱の課題を対象とすることから、方針1、2に示すとおり、様々な階層と広範な分野に関わる学問・技術分野の融合を積極的に推進します。
この領域は、ナノスケールの熱制御基盤技術の創出により、熱を味方につけ、新たな段階の高効率利用法を生みだすことで、高度情報化社会の実現や環境負荷の少ないエレクトロニクスや交通輸送・住宅など社会インフラの実現、健康医療分野での新産業・新市場創成を実現し新たな段階の高度熱利用社会の実現を目指します。
戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける中間評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。
(1)内田 健一(物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究拠点 グループリーダー)
(2)小原 拓(東北大学 流体科学研究所 教授)
(3)大宮司 啓文(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
(4)宮崎 康次(九州工業大学 大学院工学研究院 教授)
(5)柳 和宏(東京都立大学 大学院理学研究科 教授)
2020年10月16日(金曜日)
丸山 茂夫 | 東京大学 大学院工学系研究科 教授 |
小原 春彦 | 産業技術総合研究所 理事・領域長 |
喜々津 哲 | (株)東芝研究開発センター シニアエキスパート |
徐 一斌 | 物質・材料研究機構統合型材料開発・情報基盤部門 副部門長 |
常行 真司 | 東京大学 大学院理学系研究科 教授 |
鶴田 隆治 | 九州工業大学 大学院工学研究院 教授 |
花村 克悟 | 東京工業大学 工学院 教授 |
平山 祥郎 | 東北大学 大学院理学研究科 教授 |
藤田 博之 | 東京都市大学 総合研究所 特任教授 |
森 孝雄 | 物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 グループリーダー |
山内 崇史 | (株)豊田中央研究所 環境・エネルギー2部 室長 |
山根 常幸 | (株)東レ リサーチセンター研究部門/技術開発企画部 取締役・副部門長/部長 |
該当なし |
※所属および役職は評価時点のものです。