2020年度 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP) EIG CONCERT-Japan第7回共同研究課題募集のお知らせ

更新履歴

令和2年7月13日 追記:日本側応募者への応募にあたっての注意事項のPDFを更新しました。

P36「ただし、平成31年4月以降、別途の機会でチェックリストを提出している場合は、今回新たに提出する必要はありません。」を削除しました。
P37「ただし、平成31年4月以降、別途の機会で研究不正行為チェックリストを提出している場合は、今回新たに提出する必要はありません。」を削除しました。

(2020年5月18日)

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)では、国際的な共同研究を推進する「戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)」において、日本と欧州諸国で多国間共同研究を推進するEIG CONCERT-Japanの枠組みに基づき、今般欧州10カ国10機関と「レジリエント、安全、セキュアな社会のためのICT(ICT for Resilient, Safe and Secure Society)」分野に関する提案の国際共同研究公募を開始いたします。

EIG CONCERT-Japanホームページ:
http://www.concert-japan.eu/

共同研究の募集対象分野

レジリエント、安全、セキュアな社会のためのICT(ICT for Resilient, Safe and Secure Society)

募集分野概要

本公募は、日欧それぞれの強みを生かし、サイバー、フィジカル両空間において社会が直面する様々な脅威に対するICTを活用した革新的な対処法の創出を目的としています。本公募分野には、AI, IoTなど様々なICTを活用した、自然・人為的災害、都市化・過疎化、高齢化、サイバー攻撃、エネルギー・資源・食糧問題などの社会課題の解決に向けた取り組みが含まれます。いずれの提案においても、最終的に実社会への適用を見据えた研究を目指すことが期待されます。

また、本公募で推進する研究活動は、国連が掲げる「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」の達成に向けた取組と一致します。

公募概要

PDF (1.5MB)

欧州側参加国及び支援機関(10カ国10機関)

  • ブルガリア国立科学基金(Bulgarian National Science Fund: BNSF)
  • チェコ教育青年スポーツ省(Ministry of Education, Youth and Sports: MEYS)
  • フランス国立科学研究センター(National Centre for Scientific Research: CNRS)
  • ドイツ連邦教育研究省(Federal Ministry of Education and Research: BMBF)
  • ハンガリー研究開発イノベーション庁(National Research, Development and Innovation Office: NKFIH)
  • リトアニア科学技術革新機構(Agency for Science, Innovation & Technology: MITA)
  • ポーランド国立研究開発センター(National Centre for Research and Development: NCBR)
  • スロバキア科学アカデミー(Slovak Academy of Sciences: SAS)
  • スペイン国家研究機構(National State Agency: AEI)
  • トルコ科学技術研究会議(Scientific and Technological Research Council of Turkey: TUBITAK)

支援の内容

共同研究課題が採択された場合、日本側研究者は3年間で1,800万円を上限として委託研究費を受け取ることができます。
6課題程度採択予定です。
※委託研究費には、直接経費の30%に当たる間接経費が含まれます。
※JSTと委託研究契約を締結する研究機関(研究代表機関、共同研究機関)は、JSTの定める契約書に従って契約の締結を行います。
委託研究契約に係る書類は、下記のページをご参照ください。

研究契約に係る書類

募集期間

  • 日本側:2020年5月18日(月)~2020年7月17日(金)19時(日本時間)
  • 欧州側:2020年5月18日(月)~2020年7月17日(金)12時(CEST)

研究主幹

田中 譲(北海道大学 名誉教授)

応募資格等

研究課題の支援期間は3年間です。日欧共同研究チーム(欧州2カ国以上および日本)で共通の申請を行う必要があります。
日本側応募者:以下の団体に所属する者による提案が可能です。
【研究機関(大学等)、企業等】

応募方法

日本側研究者は下記のとおり、2種類の応募を行う必要があります。
双方で申請がなされなかった場合は審査の対象になりませんのでご注意下さい。

1. 電子公募システム(PT-Outline)(コンソーシアムごとに)
申請書類は以下の電子公募システム(PT-Outline)から申請書類をダウンロードしてください。
https://ptoutline.eu/app/eigjapan_jc2020

  • 各チームは上記電子公募システムに対して、1つの提案書をPT-Outlineより提出してください。
  • PT-Outlineによる応募について(英語): EIG CONCERT-Japan website内公募案内ページ上
    「Guideline for Applicants」をご参照ください。

2. e-Rad登録(日本側のみ)
日本側研究者は必ず府省共通研究開発管理システム:e-Radへ申請登録を行ってください。
https://www.e-rad.go.jp/
詳しい操作方法については「e-Radによる応募方法」をご覧ください。
e-Rad登録時には「申請様式(法令遵守チェックリスト、確認書)」の提出が必要となります。

e-RadとPT-Outline、双方で申請がなされなかった場合は審査の対象になりませんのでご注意下さい。
「募集要項」「日本側応募者への応募にあたっての注意事項」を必ずご確認ください。

日本側応募書類

書類リンク
公募要領 PDF (1.5MB)
日本側応募者への応募にあたっての注意事項 PDF (1.9MB)
e-Radによる応募方法 PDF (2.2MB)
日本側申請様式 ZIP (148KB)

問い合わせ

※政府の緊急事態宣言を受け、事務所に出勤している人数が限られているため、お問い合わせは原則メールにてお願い致します。
国立研究開発法人 科学技術振興機構
国際部 事業実施グループ 川嶋、片山、ルデンスタム
E-mail: concert(at)jst.go.jp  (at)を@にしてください。
TEL:03-5214-7375  FAX:03-5214-7379
※急ぎでない場合はメールでお願いします