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取り組み・成果

最終更新日:平成27年6月1日

イベント

「復興促進プログラム 成果発表・展示会「未来を創る東北の力」―科学技術の英知・絆の成果―in東京」を開催しました

平成27年3月24日 東京都港区

イベント風景

キーノートスピーチの様子

イベント風景

成果発表の様子

イベント風景

展示会場の様子

【当日の様子(動画)】

 平成27年3月24日(火)、東京・コクヨホールにおいて、『成果発表・展示会「未来を創る東北の力−科学技術の英知・絆の成果−」in東京』を開催しました。   
 今回の成果発表・展示会は、JST復興促進センターが支援した被災地企業のなかから59社について、研究開発成果を広く全国の方々に知っていただくとともに、マーケットへのアピール、ビジネスto ビジネス(B to B)マッチングを推し進めることを目的に開催しました。当日はキーノートスピーチ、支援企業によるショートプレゼンテーション、成果の展示会を行うことで研究開発成果をわかりやすく紹介しました。   

 キーノートスピーチでは、JST中村理事長が「科学技術で未来を創る―JSTの震災復興への取組―」と題し、第一次産業と第二次産業を含めた「ものづくり産業」の強化が必須であり、最新の研究成果や技術シーズを迅速に社会実装につなげていくベンチャー企業や中小企業の重要性など、科学技術イノベーションにより常に新たな価値を創造し続けていくことが必要であると説明しました。さらに、復興促進プログラムを通じて育ててきた「東北復興モデル」の成果をわが国の経済発展のために広く活用することを提言し、JST は今後も復興を目指す現地の活動をサポートしていくことが大事であると締めくくりました。   
 また、国立大学法人福島大学 小沢喜仁副学長(JST 復興促進プログラム(マッチング促進)プログラムオフィサー)が、震災復興の現状について報告しました。復興・再生に向けた取り組みが少しずつ形になり明るい兆しが見えるものの、福島第一原子力発電所事故やその風評被害などの影響でさまざまな課題が重層化し、地域によって課題がより複雑な状況になっていること、さらに、復興に関わる課題解決に向け、中小企業自らの開発型への転換、地域発のイノベーションの取り組みこそが必要であると述べました。

  成果発表・展示会には約560名が参加し、キーノートスピーチや各被災地企業の研究開発成果の説明を熱心に聞き入り、また出展企業との商談や有用な情報交換が行われました。イベントを通じて、被災地企業の成果が全国の方々に知られるとともに、新たなビジネスパートナーの獲得や販路開拓に結び付いていくことが期待されます。

  

 ※イベント詳細はこちら⇒「成果発表・展示会「未来を創る東北の力」―科学技術の英知・絆の成果―in東京」

【主なプログラム】   
 ○キーノートスピーチ    
  「科学技術で未来を創る ―JSTの震災復興への取組―」   
   中村 道治(科学技術振興機構 理事長)   
  【動画】科学技術で未来を創る 1/5(12分28秒)
  【動画】科学技術で未来を創る 2/5(10分41秒)
  【動画】科学技術で未来を創る 3/5( 9分05秒)
  【動画】科学技術で未来を創る 4/5(12分48秒)
  【動画】科学技術で未来を創る 5/5( 6分38秒)

  

  
  「震災復興の現状の報告 −新たな投資と人材育成をもとにした発展のために−」
  小沢 喜仁 氏(福島大学 副学長(地域連携担当)・地域創造支援センター長、   
        JST復興促進プログラム(マッチング促進)プログラムオフィサー)   
  【動画】震災復興の現状の報告 1/2(12分31秒)
  【動画】震災復興の現状の報告 2/2(11分34秒)   

           

 ○成果発表 支援企業59社によるショートプレゼン 【成果発表の動画はこちら】

    

 ○成果の展示会(BtoBマッチング)

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