マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池開発
2022年07月14日
- 主催:
福島県立福島高等学校
- 開催日:2014年5月14日
解くべき課題
◆地域の社会課題の自分ごと化
◆リチウムイオン電池に代わる、より安全な電池の開発
・優れた特徴を持つリチウムイオンだが原料となる資源の安定的な供給や安全性に懸念がある
・原料となるリチウム産出国における紛争や児童労働などの社会課題へ意識を向けることの必要性
取組のポイント
「STI for SDGs」アワード(2021年度)次世代賞受賞案件
◆生活実感に基づいた問題意識を世界に発信
◆日本が持つ海洋国という特性を活かした取組
・海中に多く存在するMgとヨウ素に着目
・先輩から研究を受け継ぎながら安価で安全な電池開発を目指す
◆東日本大震災を経験した福島の高校生が、自らの経験を踏まえ、エネルギー問題を自分ごと化して考えている取組
取組内容
◆大学の研究者との意見交換、積極的な情報発信
◆先輩から後輩へと引き継ぎながら行われている、リチウムイオンに代わる安価で安全な電池開発
・海水からマグネシウムとヨウ素を取り出す手法は先輩が研究成果で実現
・現在は、実用化に耐えるマグネシウム二次電池の開発を目指して開発中
◆リチウム産出国が抱える問題に端を発する社会課題の明確化
・震災の経験からエネルギー問題を自分ごと化
・自らの活動を、貧困、紛争等のリチウム産出国が抱える問題にも結び付けた解決策として考える
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お問い合わせ先
福島県立福島高等学校
- 024-535-2391